- 大野 萌子
- 一般社団法人 日本メンタルアップ支援機構 代表理事
- 東京都
- 心理カウンセラー
こんにちは。
産業カウンセラーの萌ちゃん先生です。
承認欲求は誰にでもあるものですが、
行き過ぎてしまうと
苦しくなります。
すべての人に
認められるというのは
残念ながら幻想で
それぞれの価値観
それぞれの関係性
そして、その時のタイミング
いろんなものが絡み合って
いるからです。
この承認欲求の
一つ前段階に
所属と愛の欲求
というものもあります。
みんなから
承認されなくてもよい
本当はただ一人の
承認でよかったりするのです。
それは、小さいころは母親であったり
少し大きくなれば恋人であったり・・・
皆さんが誕生日に
10通のお祝いメールを
もらったと仮定します。
もし片思いの人がいて
とってもとっても大好きで
その人からお祝いメールが来れば
他の9通がなかったとしても
満足できるのではないでしょうか?
反対に、
10通の中に大好きな人からの
メールがなければ
さらに、20通のメールが来たとしても
物足りなさが残るのではないかな…
と思います。
本来、欲しい承認が得られないために
他で代用しようとする
でも、代用はあくまでも代用
いくら数があっても
心が満たされることはないのでは
と思うのです。
たとえば、
仕事のことなら上司に承認されたい
さみしい気持ちは、
愛する人にわかってもらいたい
という具合。
でも、それがかなうとも限らない。
叶わないことが続くと、
気持ちをうめるための行為に走る
ような気がしています。
リストカットをやめられない20代の女性
初めてリストカットをした時の
母親に心配され
愛されているという嬉しい気持ちが
忘れられず
それを何度も確かめようとしていました。
繰り返せば、母親も対応を変えてきます。
すると、もっともっと過激になる。
そもそも、
そんなことで母親の愛情を
確かめ無ければならない状況に至った
親子関係に問題があるのですが。
心の隙間を埋めるのは、
とても複雑で難しいこと
愛する人に愛され
受け入れてもらいたい人に受け入れてもらう
そんなふうに過ごせたら
みんな過剰に承認を必要としないのかも
と思います。
萌ちゃん先生でした
このコラムの執筆専門家
- 大野 萌子
- (東京都 / 心理カウンセラー)
- 一般社団法人 日本メンタルアップ支援機構 代表理事
メンタルアップマネージャ認定機関
働く人が一番ストレスを感じるのは、人間関係であることが厚労省データからも明らかです。人間関係改善に必須のコミュニケーション、ストレスマネジメント、ハラスメントの生きたスキルが身につく、ワークショップ型研修をご提供します。
「メンタルヘルス」のコラム
「嵐」熊本応援メッセージ さすがです!(2016/05/02 10:05)
「嵐」熊本応援メッセージ さすがです!(2016/05/02 10:05)
体験することって大切(2016/04/03 23:04)
体験することって大切(2016/04/03 23:04)
新入社員研修スタート!(2016/04/01 21:04)