「通行しているから用事がある」のではなく、「用事があるから通行している」のです。
だから、誰も歩いていなかった道に、お店ができると、通行人だらけになるのです。
「通行人がいなかったからお店を出した」という理屈も成立しません。
こういう反論があるかもしれません。
「でも、なんと言っても、通行量は、お店の前を通っている人だから最も影響があるだろう」と。
そして、「まわりに住んでいる人が影響するのもわかるけど、それはそれ、これ(通行量や交通量)はこれで分けて考えるべきじゃないか」とも。
まさしく、通行量の多い少ないが、お店の繁盛に関係するように感じるのは、この二つがひじょうに理屈にあっていると思えるからでしょう。
つまり、「店のすぐ前であること」、「通行している人と住んでいる人は別のこと」。
だから、通行量は意味がある、と。
皆さんにも、ひじょうに説得力があるように思えませんか?
しかし、この二つの理屈にも、それぞれ大きな落とし穴があるのです。
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