なぜ通行量が繁盛を左右するように感じるのか2 - 独立開業全般 - 専門家プロファイル

林原 安徳
有限会社 ソルブ 代表取締役
経営コンサルタント

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対象:独立開業

尾崎 友俐
尾崎 友俐
(経営コンサルタント)

閲覧数順 2024年11月06日更新

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なぜ通行量が繁盛を左右するように感じるのか2

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通行量を気にしすぎると失敗する
むしろ、原因結果は逆のはずです。
「通行しているから用事がある」のではなく、「用事があるから通行している」のです。
だから、誰も歩いていなかった道に、お店ができると、通行人だらけになるのです。
「通行人がいなかったからお店を出した」という理屈も成立しません。

こういう反論があるかもしれません。

「でも、なんと言っても、通行量は、お店の前を通っている人だから最も影響があるだろう」と。

そして、「まわりに住んでいる人が影響するのもわかるけど、それはそれ、これ(通行量や交通量)はこれで分けて考えるべきじゃないか」とも。

まさしく、通行量の多い少ないが、お店の繁盛に関係するように感じるのは、この二つがひじょうに理屈にあっていると思えるからでしょう。

つまり、「店のすぐ前であること」、「通行している人と住んでいる人は別のこと」。
だから、通行量は意味がある、と。

皆さんにも、ひじょうに説得力があるように思えませんか?
しかし、この二つの理屈にも、それぞれ大きな落とし穴があるのです。

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