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賃貸マンションを借りる際の日程の用語について
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皆様こんにちは。
アライバルの柳です。
今回のコラムでは賃貸マンションを借りる際の、
段取りの日程の用語について解説したいと思います。
『申込日』
申込日とは、入居申込書を記入して貸主側に提出した日を言います。
よく、申込書の記入を契約と勘違いされる方がいらっしゃいますが、あくまでも申込をしただけなので、
その後、審査書類を集め、審査をして、審査が通過しないと契約には至りません。
『審査承認日』
貸主の入居審査の承認がおりた日です。
あくまでも審査が通過しただけなので、契約ではありません。
以前のコラムでも書きましたが、契約ではありませんので、契約をするまでの間は貸主・借主双方から
キャンセルは可能です。
『契約日』
契約日とは、賃貸借契約書に署名・捺印をした日です。
契約書に署名・捺印をしても契約期間が始まっていない場合は、
入居をすることが出来ません。
しかし、契約書に署名・捺印をしているため、契約の効力は発生しますので、
契約期間が始まる前にキャンセルをする場合は、
家賃の1ヵ月や2ヵ月相当額等の違約金が発生する契約が多いです。
『契約開始日』
契約開始日は、実際に契約期間がスタートする日です。
契約開始日から入居することが可能となります。
この契約開始日以降に解約する場合には、解約予告期間を消化する必要があります。
『引渡し日』
引渡し日は、鍵の引渡しをする日、または、引渡しが可能となる日です。
一般的には契約開始日の前日から鍵を引渡すことが可能となる物件が多いです。
『賃料発生日』
賃料発生日は、実際に賃料が発生をする日を言います。
契約開始日とイコールとなります。
ただし、契約条件でフリーレント(家賃の無料期間)がついている契約の場合は、
実際に賃料が発生していなくても、契約開始日(つまりフリーレントの発生日)を賃料発生日と言う場合もあります。
賃貸マンションを借りる際は、上記のように似たような日程の用語がありますので、
契約日と契約開始日を混同して混乱してしまう方も多いですのでご注意ください。
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