
- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
-
03-5803-2500
対象:家計・ライフプラン
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
こんにちは!
さて、総務省の発表によれば、2013年10月時点の人口推計で、65歳以上のいわゆる「高齢者」が、前年比110万5千人増加して、3189万8千人に達し、ついに日本の総人口の25%を超えたとのことです。
私の記憶では、10年前(2003年)の人口推計で、「2015年過ぎに、4人に一人が65歳以上になる見込み」という発表がされていました。
その時に、「4人に一人はすごいなぁ~」と印象深かったため、よく覚えています。
しかし実際には、それが2年も早まりました。
65歳以上の人口が急に増えることはないので、“予想”以上に、少子化が進んでいるということなのでしょう。
実際に昨年の推計でも、0-14歳の年少人口は1639万人となり、総人口に占める割合は12.9%と過去最低を更新しました。
日本の総人口1億2729万人に占める割合は以下のようになっています。
年少人口(0-14歳) 12.9% ※過去最低
生産年齢人口(15-64歳) 62.1% ※32年ぶりに8000万人割れ
老年人口(65歳以上) 25.1% ※1950年以降過去最高
いわゆる働き手としての生産年齢人口も、32年ぶりに8000万人を割り込み、「納税者数の減少」、そして「人手不足」が危惧されている状況です。
また、出生児より死亡者が多い「自然減」も約23万人となり、人口減少も進んでいます。
一方、人口が5年ぶりに増加したのが外国人で、3万7000人の増加となっています。
さて、日本の人口は一朝一夕に変えることはできないため、将来の日本の労働力として期待されているのが、今後ますます増加する高齢者、それに専業主婦、そして外国人と言われています。
ただ、働いて頂くにも、それぞれが抱えている課題も多く、机上の計算通りには、なかなかいかないのが現状です。
実際に働きやすい環境や待遇などを整備することに、国も企業も取り組まなければなりません。また、働く側の“意識”も変えてゆく必要があるでしょう。
人口問題は、あまりに大きすぎるテーマなため、“実感”が湧かない方も多いかもしれませんが、長期的に国を運営するための納税や国民への福祉に直結した「国民全体」の問題です。
実感がわかない方は、一度自分の問題として、家族、会社、地域の現状などを客観的に眺めてみると、様々な“気付き”があるかもしれません。
そして、その先に、自分自身の「ライフプラン」や「ライフスタイル」への影響も見えてくるのではないかと思います。
“100年後の日本”、果たしてどうなっているのか、期待を持っていたいものです。
それでは、今週も穏やかな日となりますように!
このコラムの執筆専門家

- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
世界中の優良ファンドを用い、貴方だけの運用プランを提供します
信頼性や人間関係を重んじながら、「海外分散投資」のコンサルティングにおいて、“末永く”お客さまをサポートしたいと考えております。単なる金融商品の紹介ではなく、お客さまの「人生設計」に合った“あなただけのオリジナルプラン”をご提供いたします。
「よもやまブログ」のコラム
「日本の人口推計」(2023/10/05 17:10)
「2022年のマーケット・経済予測」(2022/01/20 16:01)
“今日の数字”「40年債」(2020/08/28 18:08)
“今日の数字”「世界2位と3位」(2020/08/06 15:08)
“今日の数字”「1兆2000億ドル」(2020/07/30 15:07)
このコラムに類似したコラム
今できることにお金を使おう 上津原 章 - ファイナンシャルプランナー(2024/12/30 19:28)
2024年11月の家計収支を確認しよう 大間 武 - ファイナンシャルプランナー(2024/12/01 15:43)
解体無料見積ガイド プレスリリース コメント掲載のお知らせ 大間 武 - ファイナンシャルプランナー(2024/07/26 16:11)
ライフプランに夢を書くと不思議と叶う 上津原 章 - ファイナンシャルプランナー(2024/03/30 22:18)
息子の成長とともに 上津原 章 - ファイナンシャルプランナー(2023/11/30 17:43)