- 松原 好克
- 日刊美容液新聞 編集長
- 岐阜県
- スキンケアカウンセラー/美容液研究家
スキンケアカウンセラーの松原です。
今日もお付き合い下さい。
化粧水や美容液などの化粧品をつけた時、「すごくしっとりする…」「水分に満たされた感じ…」
そんな感触に、「肌が潤っているな~」と思ったことは、誰しもあると思います。
つけた時は、水分や油分を与えることによって、しっとりした感じになりますが、重要なのは持続力です。
短時間でカサつき感が現れてしまっては、意味がありません。
保湿化粧品の効果を判断するポイントは…
つけてから、10~12時間後(約半日後)に肌が潤っているかどうか!
本当に効果のある保湿化粧品は、時間が経っても乾燥が気になりませんが、その場しのぎのものは、短時間で潤い感が失われてしまいます。
エイジングケア向けの化粧品は、目に見えてわかるものではないため、効果の判断が難しいのですが、保湿化粧品は、"実感"として判断が下しやすいアイテムと言えます。
加齢とともに肌の潤いを守るセラミドが減ってくるため、どんな人でも乾燥に歯止めをかけることはできません。
まずは、この部分をしっかり認識して、いかに予防できるか…
これは乾燥だけでなく、シミやシワなど老化として現れる全ての部分に言えること!
世界一優秀な化粧品を使っても、老いに追いつくことはできないのです。
化粧品は、改善ではなく予防です!
老化した肌を逆戻りさせるには、美容皮膚科や美容外科などの医療が必要です。
化粧品で、大きくなったシミやシワを消すことはできず、それは、国の薬事法でも当然認められていません。
ですから、20代半ばを過ぎたら、肌に何の変化がなくても、予防するための化粧品を取り入れることが必要なのです。
そのためには、肌老化の仕組みを理解し、美容成分&化粧品の見極めがターニングポイントになります。
美しく歳を重ねたいと思われる人は、是非、今後もこのコラムをご覧下さい。
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