ライバルが必要なシーン、ライバル視してはいけないシーン - 独立開業全般 - 専門家プロファイル

中山おさひろ
東京都
起業コンサルタント

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対象:独立開業

尾崎 友俐
尾崎 友俐
(経営コンサルタント)

閲覧数順 2024年12月03日更新

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ライバルが必要なシーン、ライバル視してはいけないシーン

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 よくビジネスにおいては、ライバルの存在が成長するためのキーポイントと言われます。一社だけで営業していては、お客さんに見向きをしてもらう機会は少ないのに、ライバル企業が集まることでお客さんは増えることはよくあります。東京・秋葉原など周りはライバル会社ばかりですが、集まってくれるお客さんが桁外れです。

 同じようなケースは、ネット検索と通販の楽天、グーグル、ヤフーなどにも言えそうです。わたしの至近の例では、東京・立川のJR北口駅前には、ドラッグストアが3軒並んで営業しています。他の大型店と比較しますと、半分もない小型店ばかりですが、どこの店も絶えずお客さんが入っていて混雑しています。

 起業する場合も、目標とするライバル店や企業をあらかじめ設定して、その店の売上げ規模に早く近づくことが、事業拡大につながります。孤立した1店だけの営業では、従業員のモチベーションも下がりますが、ライバルがいますと全員に気合が入ります。お客さんにとっても、近くに似たような傾向の店がありますと、選択肢が広がることになります。

 これが個人の場合は、目標とする起業家や経営者を決めておいて、その人よりも会社を大きくすることを目標に、努力することができます。相手に向かってライバル視していることを言わなくても、内心で負けずに頑張ることは大事です。ライバル相手がいることによって、自分でも気付かなかった能力を身につけていることはよくあります。

 問題は、他人と比較することによって、人間の厭らしい側面がでること。人間は一人ひとり背負っている背景は違いますから、単純に比較することは無理があります。ビジネスのライバルとして比較するうちはよいのですが、個人的な私生活を比較しだすと悪い方に進むことになります

 ビジネスと私生活とは、しっかりと区別してライバル探しに望むことです。人間の不幸は、他人と自分や家族を比較するときに起こります。自分はあくまでも自分と、他人とは比較のし様がありません。体力はなくても、頭がよいとか、ビジネスは下手でも人柄がよいとか、比べるまでもなくよい点、悪い点はあるものです。

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