経由するだけで被災地の学校を支援！ウェブベルマークをご存知ですか？

こんにちは。消費者考動研究所代表　消費者教育コンサルタント/消費生活アドバイザーの池見です。

あと2カ月で、あの東日本大震災の発生から丸3年になろうとしています。
復興に向けて一歩ずつ前に進んでいらっしゃる被災地の方々のその姿勢には、心から敬服いたしますと同時に、一向に進まない本格的な復興事業に対しては苛立ちすら感じてしまいます。

しかしながら、復興支援の点ではいろいろな形や方法で幅広く行われています。
人的な支援はもとより、直接の寄付、被災地の生産品の購入、またアーティストの方々は現地でのライブ開催など、直接あるいはメディアを通して知る活動に、いつも感動を覚えています。しかしながら、正直なところ、自分も何か継続的に長く支援したいと思っているものの、食料品を買う時に産地を意識するぐらいしか現状はできていませんでした。

 ウェブベルマークとは？

そんな中で見つけたのが「ウェブベルマーク」です。
実施しているのは一般社団法人ウェブベルマーク協会。菓子や文房具その他たくさんの商品についている、あの鐘のマーク「ベルマーク」を運営している公益財団法人ベルマーク教育助成財団が立ち上げた協会です。
ベルマークは、このベルマーク運動に参加している学校でマークを集めると、1点=1円でベルマーク預金が貯まり、その資金で学校の設備や教材を揃えることができます。(公益財団法人ベルマーク教育助成財団HPより。)

そして「ウェブベルマーク」は、その仕組みを被災地支援に特化し、誰でも特別な負担なく、買い物で支援に参加できる仕組みです。具体的には、まず会員登録し(無料)、協賛会社でネットショッピングする際に「ウェブベルマーク」のサイトを経由するだけです。
その買い物が、まだまだ不自由な設備や環境で学んでいる被災地の子供たちが通う学校に対して、設備や教材の購入資金等としての支援につながります。

現在の協賛企業は16社。国内最大手のネットショッピングモールから各種通販サイト、新聞社、通信教育まであり、これからもまだ参加は増えそうです。また、協賛企業のアイコンをクリックすると、具体的に購入例に対する支援金額も例示されていますので、支援の実感が湧きますね。私も早速会員登録しました！

どんな小さなことでも、買い物で世の中を良くすることできる！

消費者は、自分の消費行動と社会との繋がりをほんの少しだけ深く考えて、社会のためになる商品やサービス・企業を選んで買うようにすれば、「買い物で世の中や社会を変える」ことができます。
このウェブベルマークのサイトでは、実際にベルマーク教育助成財団が実施した支援状況を公開しています。そのレポートを確認することで、自分の小さな力が少しでも役立っていることを実感できるのは励みになりますね！
そんな消費者市民の一員として、ウェブベルマークに参加してみてはいかがでしょうか。

＊ウェブベルマーク　ホームページ(一般財団法人ウェブベルマーク協会)

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。