【最幸ビジネスモデル】自分で進める。 - 新規事業・事業拡大全般 - 専門家プロファイル

星 寿美
プラウドフォスター株式会社 代表取締役
東京都
経営コンサルタント
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【最幸ビジネスモデル】自分で進める。

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 【最幸ビジネスモデル】  2013.10.10 No.0717
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昨日に引き続き、演劇ネタを。

数年前、
大好きな友達、かめおかゆみこ(かめさん)
のイベントで短いお芝居に参加したことがある。

参加者全員がお芝居は初めて。
しかも、台本はなく
たった数回の練習の中で
それぞれの記憶や感覚を引き出しながら
オムニバスでストーリーが展開するという
とてもユニークなお芝居だった。

本番は楽しかったというくらいで
私にとっては、この数回の練習中が
ものすごい価値だった。

今でも印象的な事が二つある。

一つは、
練習した通りに動くと
お芝居はとてもつまらなくなる、という事。

まったく同じセリフ、
まったく同じ動きであっても
練習通りになぞってはダメ。
いつでも「その瞬間」を感じて表現すると言う事。

この感覚は、私の宝になっている。

もう一つは、
最初のころ、アイスブレークで
ワンワードというゲームをやった。
これはインプロゲームの一つ。

輪っかになって座り
一人が一言づつセリフを言って
お話を完成させる。

この時、ワンワードなので
「そして」とか「その時に」とか
つなげる言葉を言ったら、
それで自分のターンは終わり。

やってみると
自分のターンで場面を変えないような
セリフが続く事がある。

ついつい、安全圏というか
事なかれな意識が無意識に働いてしまう。

すると、ストーリーは単調でダラダラしてしまう。

もちろん基本はイエスアンドだから
突拍子もなく変えるというのではない。
効果的につなげる言葉を言うときも
もちろんある。
前の人が投げたストーリーに
しばらく乗っかっている事も楽しい。

その事とは別に、

間延びしないように
自分のターンで
場面が変わるキッカケを作る意識を
参加者が持つと、
全体のストーリーがイキイキして
楽しくなる。

事なかれ的な意識が
まったく「無意識だ」ということに
気付ける事がいい体験だった。

私は、
いつも既存にないサービスを
生み出して来たし、
自分から何かを始めるということを
人生の中で、それこそ無意識でやっている。

それでも、
演劇のワークの中で
「なるほどねー」と、
そういう事に気付くのが面白いと感じた。

これは
主体的である、という事に近い。

人のアイデアに乗っかると言う事も
もちろんそれを選択していれば主体的なのだ。

主体的とは
何も、最初のキッカケをつくる人の事を
言うのではなく、
自分の役割や立ち位置を自分で選択して
その役割を主体的にクリエイティブにやる、
と言う事だと思う。

要は
事なかれな意識ではなく
自分が選択して動くということ。
それを無意識レベルでできたら楽しくなる。

人生そのものがストーリー。
だから、
まったくの素人の私でも
少し触れるだけで、演劇の中には
気づきがたくさんあると感じている。

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■今日のまとめ

 事なかれ的な意識が
 まったく「無意識だ」ということに
 気付いて、自分から進める。
 すると、
 面白いストーリー(人生)が展開して行く。

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