これから求められるのは「胆識」のあるトレーナー

　　こんにちわ

今日の「有吉くんの正直さんぽ」は見て頂けましたか？

　さて、話は変わりますが

先日、アナトミートレインで有名な

トーマスマイヤース氏のセミナーを受講してきました！！

　最近は、「筋膜リリース」という

言葉や手技が使われることが多いけれど

そもそも筋膜についての正しい理解がなければ

実際の現場で活用することは難しいですよね

　トーマス氏は

5年前に話した内容と、現在では変わっていることが多いし、

今日話した内容と、5年後に話している内容が半分くらいは

違うかもしれない

といった趣旨のことを、冒頭にお話しされていました

　この分野は日進月歩で

ドンドン新たなリサーチが行われていますので

日々、情報のアップデートが重要ですね

　少し話は飛びますが

「知識」と「見識」という言葉をご存じでしょうか？

「知識」をYahoo辞書でひいてみると

１ 知ること。認識・理解すること。

　また、ある事柄などについて、知っている内容。

「見識」をYahoo辞書でひいてみると

１ 物事を深く見通し、本質をとらえる、すぐれた判断力。

　ある物事に対する確かな考えや意見。

見識　=　知識+自分の目で見たり、経験などが加味された、

　　　　　　本質をとらえた考え

といった感じでしょうか？

　昨年のコアトレーニングフェスタの開会式で

「講師の先生は超一流のスゴイ方々ばかりですが

　講師の先生の話を鵜呑みにするだけではなく

　しっかりと自分の頭で考える習慣を付けましょう」

といったお話をさせて頂きました！！

　コチラは「コアトレーニングフェスタ2012」

1日目の閉会式の様子

　講師の先生から与えられた知識をもとに

一度、自分の頭でしっかりと考える

実際に自分で体感してみる

そして、常に健全な疑問を持つ

ということが

ものスゴク重要なんですよね！！

　なぜなら

人のカラダにしても

ビジネスにしても

今ある知識で解決できるものもあれば

今ある知識では、解決出来ないものも多々あります

　そういった場合

今ある知識をもとに、ロジカルに考えて

自分なりの仮説を立て、実行し、検証して、改善する

いわゆるPDCAサイクルが重要になってきます

　ただ知識をたくさん持っているだけの人なら

今の時代、スマートフォンで十分です

　「知識人」という言葉がありますが

これは「知識」に希少性があった時代には

成り立つものかもしれませんが

あらゆる「知識」に、誰もが数秒でアクセス出来てしまう

今の時代ではあまり意味をなさないかもしれませんね

　そして、この「知識」、「見識」だけでなく

更には「胆識」という言葉があります

（かの安岡正篤先生がよく語られた言葉として有名ですね）

こちらもYahoo辞書をひくと

胆力と見識。実行力を伴う見識。

とありますので、

「胆識」=　見識+実行力

といった感じですね

　色々なことを知っていて、

多くの経験や本質を捉えた考えがあったとしても

何がなんでもやり遂げるんだという、強い信念や

熱い決意のもとに実行に移さなければ、

誰かの健康やハピネスに貢献することは出来ないんですよね！！

　医療費が年間1兆円以上も増え続ける

この時代に求められるのは

「知識」のあるトレーナーでも

「見識」のあるトレーナーでもなく

「胆識」のあるトレーナーであることは間違いが無いですね

　「胆識人」になれる様に

日々学び、経験と学問を積みながら考え、

どんな困難にも立ち向かい、実行あるのみですね！！

　2013年11月23日、24日

皆で「胆識人」を目指しましょう♪

という前振りがもの凄く長い宣伝でした（笑）

「コアトレーニングフェスタ2013」

http://corefesfainal.jimdo.com/

お待ちしておりま～す♪♪

小林俊夫