
- 長谷川 進
- 神奈川県
- 経営コンサルタント
-
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対象:経営コンサルティング
- 戸村 智憲
- (経営コンサルタント ジャーナリスト 講師)
- 荒井 信雄
- (起業コンサルタント)
今日は三現主義についてのお話です。
プロジェクトではいくら綿密なプランを策定しても、いざプロジェクトが始まると、予想外の問題が必ず発生するものです。
アウトプットの品質の問題、進捗の問題、コストの問題など、問題の内容は千差万別です。
問題の発生を未然に防止する、問題の影響を最小化する、問題発生後迅速な対応をとる、など問題に対する対応も様々なパターンがあります。
その際に、プロジェクトリーダーの方にこだわっていただきたいのが、事実の確認です。
それも三現主義にこだわった事実の確認です。プロジェクトリーダーが率先して、現場、現物、現実の三現にこだわった事実の確認をするわけです。
現場で関係者と直接会話し、雰囲気を感じ取る。問題の状況やアウトプットの現物を自分で見て確認する。問題から実際どのような影響が発生しているのかという現実を確認する。
プロジェクトの規模の大きさやロケーションの制約などから、三現主義を実行するのは難しいということもあるでしょう。
そのような場合であっても、プロジェクトメンバーからの報告に対しては、自分の頭の中で三現主義のイメージができるくらいまで、徹底的にプロジェクトメンバーに対して質問をするべきでしょう。
携帯電話、メール、テレビ会議など様々なコミュニケーション手段がある時代だからこそ、プロジェクトリーダーは三現主義の徹底にこだわりたいものです。
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このコラムの執筆専門家

- 長谷川 進
- (神奈川県 / 経営コンサルタント)
新規事業成功の鍵は、リスクヘッジを考えた事業戦略策定にあり
日本アイ・ビー・エム在籍時の15年間に多数のITプロジェクトに参画しました。その経験から、「新規事業が失敗する場合の多くは、構想段階に問題がある」と考え、リスクヘッジを根底においた事業戦略の策定、プランニングを行っております。
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