己が己を己でどうするか - コラム - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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己が己を己でどうするか

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徒然日記

私の師である松井さんが、こういう言い回しをすることがありました。

「己が己を己でどうするか。」



自分を見つめることも、変えていくことも、全ては自分で決めることであり、誰かが代わりにしてくれるものでもありません。

だからこそ、「自分との戦い」と言うのですね。



江戸時代の剣術家で徳川将軍家の指南役にもなった柳生宗矩が、こんな言葉を残したと言われています。

「人に勝つ道は知らず、我に勝つ道を知りたり」



相手のせいにして怒ったり、自分の弱さを見て落ち込んだり、まずは、その自分の弱さを認めることから始まるわけです。

弱い心が恥ずかしいのではなく、弱い自分を受け入れられない心が恥ずかしいのです。



昔の剣術者の老後の言葉として、修業を五段階に分けて説いたものがあります。

(1)下位の者は修行しても物にならず、自分も人も下手だと思い、役にも立たないものである。

(2)中位の者はまだ役には立たないけれども、自分が下手であることや、他人の不足分がよくわかる者である。

(3)上位の者は自分は上手であると自慢することができ、他人から褒められることを悦び、人の不足を嘆くが、この者は使い物になる。

(4)上々位の者は腕前についてまったく知らないふりをしており、他人もあの人は使い手であると見る。

(5)絶位の者は剣道に深く入れば入るほど、終に果てもなきことを見破り、これでよしと思うことなく、一生不十分であると知って、自慢の念も、卑下の心もなく、ただひたすら一生修行する人である。



心の修行も同じです。

自分の修行は自分でしか出来ないわけです。

誰かの良い話しを聴いて満足するだけでは何もなりません。



自らの弱い心を知ったとしたら、その心をいかにしていくか…。

全ては自分で決めることであって、誰かに決めてもらうものでもありません。

全ては自己責任!

故に自分との戦いでもあるわけですね。



「己が己で己をどうするか。」

さあ、どうしましょう?(^_-)-☆


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