大股歩きでカロリー消費1.3倍!?
通勤途中でできる簡単なダイエット法をご紹介します。
朝、自宅から駅・駅から会社までの時間を有効利用しましょう。
今までの歩幅を意識的にいつもの1・5倍の歩幅で歩てみてください。そうする事で、今までより運動量の消費カロリーが増加して痩せていきます。
ところで、消費かロリーの計算式をご存知でしょうか?
<簡易計算式>
1.05 × Ex × 体重(kg)=消費カロリー
です。
Exとは身体活動量を意味します。
さらに身体活動量は
Ex = Mets(メッツ)× 時間
です。
Metsとは運動強度のことです。
つまり、Metsの高い身体活動をすることで消費カロリーが増加させることになります。
徒歩の強度を「1」とした場合、大股歩きの強度は「1.3」になります。さらに合間に小走り(ジョギング)を数分入れるとさらに「1.5」倍になります。効率よくカロリーを消費するためには、大股で歩いたり、小走りしたり、普通に戻したりを繰り返すのが、ポイントです。
次に、計算式に当てはめてみましょう。
例:大股歩き(朝晩)
Ex=4.5(Mets)×1(時間)=4.5kcal
消費カロリー=1.05×4.5×75kg(体重) ≅354kcal
徒歩の場合は、大股歩き2/3なので、
354×2/3≅236kcal
消費カロリー差=—118kcalとなります。
これを1ヶ月に換算すると
118×30(日)=3540kcal
1kg痩せるのに必要なカロリー=7200kcalとすると
約0.5kg痩せることになります。
なかなか痩せないな・・と思われたのではないでしょうか?
しかし、効果はこれだけではありません。
運動後、脈が早くなったり、体温が上がったりしますね。これはエネルギー消費が上ったことを意味します。つまりカロリーが通常よりも多く消費される状態になるのです。この状態を「エポック」といいます。約一時間位継続すると言われていますが、運動によっては24時間続くこともあります。この間もしっかりダイエットできているのです。
ゆっくり大股では意味がありません。散歩程度の速度では逆にMetsが25%下がってしまいます。
インターネットでもMets表を検索できます。一度参考にご覧になってください。
ところで、消費カロリーの計算式をみて何か気づきませんでしたか?
そうです。式の中に体重が入っていますね。これは物理学の問題。体重によっても消費カロリー量は変動します。
現在太っている貴方はとてもラッキーですよ。高い消費カロリー量で効率良く痩せることができるのですから・・。ものは考えよう、ポジティブシンキングでダイエットをしましょう!
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