建て替えとリノベーションどちらが安いのか? - 住宅設計・構造全般 - 専門家プロファイル

杉浦 繁
Atelier繁建築設計事務所 代表
愛知県
建築家
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建て替えとリノベーションどちらが安いのか?

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リフォームの方が安いって誰が決めた?・・2





最近、リフォームの話が多くなってきています。

リフォームに限らず、リノベーションも非常に増えてきています。




やはり・・

景気のせいもあるのでしょう。


なかなか新築には手が出せなくても今の家では不都合があるわけですから・・

せめてリフォームしようとなるのは当然なことです。


もったいない!なんてこともあるのかもしれません。




現在の建築の状況で見ますと・・


昭和55年築以前に建てられた建物の場合、建物構造が耐震基準に達していません。

もちろん当時の建築基準法を守って建てていた場合の話ですが・・

その当時ですと法律や構造を無視して建てられていた建物なども多々ありますので、そういった建物の場合は論外です。




もちろん、たとえそれ以降に建てられた建物であっても構造体などが老朽化などしていれば同じことですが。



この際に耐震補強というのはコンクリート造や鉄骨造の建物では建物本体では可能ですが基礎が出来ません。


そのために基礎自体がだめな建物のコンクリート造や鉄骨造の建物の場合はよほど大きな建物でない限りは耐震補強は相当に難しいとされています。



ま、何でもやろうと思えば出来ない話ではないのですが・・

それこそ東京駅を改修するくらいのお金と時間がかかると言うことです。





木造などの建物、つまり住宅などの場合は出来ない話ではありません。

先のTV番組のお宅のように基礎を含めて構造体を改修することは可能です。



ただ・・

同じように

割に合わないのです。



お金がかかりすぎるのです。




そこで・・

何をもって割に合うというのか?ということなのですが。





ようするに・・


今の家を解体して、同じ大きさや程度の家を建てた場合にかかる金額と・・


構造まで含めたリフォームやリノベーションをした場合の金額と・・


どちらが安いのか?


ということ。





基本的には、たいていは建て直した方が安いです。

本当です。


もちろん、どこまでリフォームするのか?ではありますが。



あとは・・

どこまで思い入れなどにお金をかけるのか・・





同じように見た目は綺麗になったその家ですが・・

構造体、つまり耐震性はどちらが良いかと言えば・・



言うまでもありません。











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