相手軸に立つとは「自分を客観視する」ことでもあるのです - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

松下 雅憲
株式会社PEOPLE&PLACE(ピープルアンドプレイス) 代表取締役
東京都
店長育成・販売促進ナビゲーター

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対象:人材育成

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相手軸に立つとは「自分を客観視する」ことでもあるのです

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「プロになって変わったことと言えば、自分を客観視する機会が増えたことです。」

7月20日付の日経新聞にプロフィギアスケーター荒川静香さんの談話が載っていました。
昨日も、この記事を取り上げましたが、今日も荒川さんの記事からの学びについて書きたいと思います。

今日のポイントは、この「自分を客観視する」というところ。
コーチングの世界では、相手の目線を通して自分を見る、と言われます。
また、別の表現では、自分達を鳥の目で俯瞰する、と言う方もいます。
荒川さんの「自分を客観視する」とは、こう言うことを言うんだろうなと感じています。

私の場合ですが、「相手の為に何かしよう」と考えたとき、それが本当に相手の為なのか?本当は自分の為なのか?・・・冷静に考えればわかります。まあ、大抵は自分のため・・・相手の為にはなってもいずれ自分に返って来るなと言う期待も籠もっていたりするので、やはり自分の為。

相手の為を思って真剣に考えていても、その基準は自分軸であったりもします。相手にはわざわざ確認しない。自分がOKならば、相手もそうだろうと思う。と言うか、そうであって欲しいと期待する。

「自分を客観視する」と、こういう自分の本音が良く見えてきます。ひとには、綺麗に整った説明をして、如何に相手の為に全力を尽くしているように振る舞っていても、自分の心は自分ではわかります。この時の、自分のための部分が小さければ小さいほど、相手の気持ちが本当に良くわかる様になります。そう言うときは、「こうであって欲しい」という期待感などもう全く不要です。

もしも、相手の気持ちが未だ良くわからないときは、素直に相手に聴けるようになります。
相手が何を期待しているのか?その期待が何なのか?素直に質問が口から飛びだしてきます。
相手の「また来たい」という気持ちにより添うのと、自分の「また来て欲しい」という気持ちをぶつけるのとでは、ずいぶんと軸が違います。

どれくらい相手の事を考え、どれくらい自分のことを考えているのか?
「自分を客観視」して、見つめ直せば、より相手軸に立つキッカケがつかめるかも知れませんね。

なんか、自分には未だチョット、よこしまな気持ちがあるな~と反省する夏の朝でした。

「相手軸、相手軸」

 

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