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閲覧数順 2024年12月02日更新

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債務超過の家計から、年間100万円貯める!

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ライフプランの心 夢の実現

みなさん、こんにちは。

きょうは、お金がたまる家計になるにはどうするかについて考えていきたいと思います。

金融広報中央委員会の平成24年度の調査によると、金融資産を保有していない世帯が、20歳代では30.7%、30歳代では29.0%いらっしゃいます。つまり、貯蓄が出来ない方は皆さんが思っている以上に多いのです。

貯蓄が出来ない方であっても、マイホームをご購入したいという希望があったり、子どもさんには十分な教育を受けさせたいという希望があったりします。それでは、なかなか貯蓄が出来ず、住宅ローンやマイカーローンで債務超過状態になっていたご家庭の事例を見てみましょう。

 

事例:ご主人35歳 奥様  38歳 長女10歳 長男6歳の4人家族。

 貯蓄残高 20万円(生命保険からの借り入れ40万円) 年収650万円(ご主人と奥様合計)貯蓄ができないということでご相談を受けました。

 貯蓄ができるようになったらどうしたいか。

・  お子様二人を大学に進学させたい。

・ 毎年、家族で国内旅行をしたい。

 

貯蓄できるような家計にするための具体策

次の具体策を実施しました。(一部抜粋)

 

・家計簿の記帳を行い、家計の無駄をなくす。

・財形貯蓄などの天引き貯蓄で、毎月6万円を目標に貯める。

・大きな支出が必要になったときは、家族でよく話し合う。

・生命保険の見直しを行う。

・投資信託などを活用して利回りを上げる。

・現金や預金通帳の残高を毎月確認する。

・1年間のイベント予定表を作成し、イベントに向けてお金を準備する癖をつける。

 

具体策の効果

事例の相談者は、具体策によって何が改善されたのでしょうか。

 

・生命保険からの借入を完済しました。

・貯蓄が年間100万円できるようになりました。

・東京ディズニーランドに家族で行けるようになりました。

・マイカーローンを完済して、次の車を現金で買いました。

・奥様のために、冬でも日光浴ができるようにリフォームしました。

 といった結果がでました。貯蓄ができるような家計になるためには、お金を使わないことを考えるだけではなく、わかりやすい目標を持って継続してお金を貯め続けることが大切です。

 

 

事例から学ぶ、貯蓄が出来る体質になるための7つのポイント

 1.家計簿をつける 

大事なことは、長く続けることです。食費の明細などを細かくつけることよりも、いくら使ったかをしっかり把握することを心がけます。自分の思ったように家計が改善しないからといって自己嫌悪に陥る必要はありません。

 2.無駄な出費がないかを点検する

 特に効果的と思われるものから着手するとよいでしょう。あれもこれもと着手すると、何が効果的だったのか分かりにくくなります。事例の方の場合、携帯電話代を優先して見直しました。携帯電話代を例に挙げると、買った時から料金プランを見直しているか、不要なスマートフォンのアプリやサービスにお金を払っておられないかご確認ください。

 3.クレジットカードや電子マネーは計画的に使う

クレジットカード決済や電子マネーでのお買い物は、手元に現金がなくてもよいため、ついつい多く使いがちです。現金で支払った場合と同じように、使った金額を家計簿に記帳しておきましょう。クレジットカードの決済額(決済代金が引き落とされていないもの)、電子マネーの残高を毎週把握されることをお勧めします。

 4.生命保険の見直しを実行する

 生命保険料は家計支出の大きな割合を占めるため、見直した時の効果も大きくなります。特に、マイカーや家電などのご購入でローンを使っている方が、貯蓄性の保険に加入している場合は要注意です。保険商品の貯蓄性(利回り)と、ローンの借入利率とを比べてみましょう。保険料の多い少ないだけで考えず、保障が必要かどうかも確認しましょう。

 5.預貯金の残高を定期的に確認する

 預貯金の残高は、給料日や月末といった毎月の決まった日に把握しておきます。残高が増えると家計をやりくりする励みになりますし、残高が減った時は反省して来月以降の家計を見直す動機付けになります。

 6.必要な大きな支出は前もって予定時期を決め、予算化しておく

 貯蓄が出来ない理由の代表的なものの一つに、価格の高い家電の購入、冠婚葬祭の費用、といった突発的な大きな支出があります。突発的な支出は事前に予測できることが少なくありません。必要な金額を前もって予算化して、その金額を定期的な貯蓄で準備するよう心がけましょう。

 7.旅行などの楽しみのために強制貯蓄をする

 マイホーム購入資金、子どもさんの学費、老後資金といったお金だけでなく、旅行や趣味といった、ご家族の楽しみのための貯蓄も合わせて行うとよいでしょう。貯蓄をしようという動機がさらに強くなります。

 

 皆様でもできることがあるのではないでしょうか。できないとあきらめずに、まずはできることから取り組んでみてください。

 

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