起業をシンプルに考えるとやる気が湧く - 独立開業全般 - 専門家プロファイル

中山おさひろ
東京都
起業コンサルタント

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対象:独立開業

尾崎 友俐
尾崎 友俐
(経営コンサルタント)

閲覧数順 2024年04月25日更新

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起業をシンプルに考えるとやる気が湧く

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 今年のプロ野球の話題は、勝手にすり替えられた飛ぶボールばかりではありません。プロ入り5年目で、これまで泣かず飛ばずだった年棒440万円のロッテ・西野勇士投手が、早くも7勝を上げています。今シーズンが初めての1軍登板ですから、本当に劇的な人間ドラマです。

 プロ野球選手は、職業として球団に所属しているとは言え自営業者です。シーズン始めの契約によって所属が決まり、その後は成績次第で年棒が上がりもすれば、下がることもあります。通常、4年も成果を出せない場合、整理選手となって、選手登録から抹消されることさえあります。

 この仕組みを考えますと、ほとんど起業する人と同じような背景の中を生きています。野球選手は、野球という競技の中でスキルを磨いて成果を上げようとします。起業家は、ビジネスの世界で能力を高め、大きな成果を上げることによって生き抜くことができます。

 これまでは、最低クラスの年棒440万円の投手も7勝を上げますと、今シーズンオフには数千万円に大幅上昇するのがプロ野球の世界。ビジネスの世界も若い、中高年に関係なく、お客さんを多数集め、商品やサービスを多く売りますと、収入が大幅に上がる世界です。

 基本的構造はとてもシンプルで、要は成果を上げれるか、どうかに掛かっています。大事なことは、野球なら勝利数や打率であるのに対し、ビジネスの場合は収益です。売上げを多く上げ、経費を少しでも減らして、利益を上げること。起業もプロ野球同様にシンプルに考えますと、やる気が湧いてきませんか?

【一言】
 プロ野球ばかりでなく、Jリーグのサッカーにしろ、大相撲にしろ、競馬、競輪、競艇など、プロスポーツの世界で生きる選手は大勢います。芸能人にしろ、士族にしろ、自営業者や小企業経営者はたいへんな数になります。会社勤めとは違って、誰もが自分の収入分は、自分の才覚によって収益を上げています。決して起業することが、桁外れに難しいわけではありません。問題なのは、自分の能力を冷静に判断してから起業することです。

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