- 前田 紳詞
- 代表取締役
- ファイナンシャルプランナー
対象:お金と資産の運用
これは”コンピューター”と”インターネット”が開発されて世界が大きく変化してきているからです。
この大きな変化は次の2つです。
1.グローバル化: 距離や国境とかがなくなりつつあること
2.フラット化: 企業や社会のいろいろなところで職業の上下関係とか階層がなくなりつつあること
それまで中断していた海外訪問を2007年から再開しました。中国・上海、米国・ニューヨーク、タイ・バンコク、台湾・台北、韓国・ソウルと回っていますが、世界は大きく変化してきています。
例えば、銀座を含めて世界のいたるところに中国からの観光客がいます。ニューヨークからの帰りの飛行機では中国人団体客で機内はいっぱいでした。
今、世界で一番、買い物をする旅行者は”中国人”です。
彼らは海外でブランド品を買うときに使用するのは、中国版デビットカード”中国銀聯(チャイナ・ユニオンペイ)”です。これがあれば、ほとんどのブランド店で商品が自分の口座からの引き落としで購入できます。
日本でも銀行やコンビにのATMに”銀聯”のマークがついています。一度、見てみてください。
私が海外に行くときも現金やT/C(トラベラーズチェック)は一切持っていきません。日本の銀行で裏面に”PLUS”や”CIRRUS"のマークが入ったキャッシュカードを持っていくだけです。
これを使えば現地のATMで日本の口座預金から現地通貨で引き出すことができます。金融の分野でのグローバル化を体験できます。
通信分野でもグローバル化が進んでいます。
海外では日本にいるのと同じ様に仕事ができます。
電話はグローバル携帯電話を持っていけば、どこでも日本からの電話を受けれます。
インターネット回線があれば、メールはどこでも送受信でき、日本語のホームページにアクセスすれば日本のニュースをどこでも見れます。
革新的なのは”skype”というインターネット通話ソフトです。
これを使えば、無料でTV電話が可能です。
私はニューヨーク滞在中、このskypeを使って日本にいる家族と1時間TV電話でご飯を食べていました。
ニューヨークと日本では時差が13〜14時間あります。私は朝食を、家族は夕食です。
おかげで普段と同じ様な家族のコミュニケーションを維持できました。
通信でもグローバル化が進んでいます。
タイに行くと、病院がタイ証券市場に上場しています。ここには、治療のために世界中から人がやってきます。
タイで治療する方が最新の治療が安く受けれるからです。
このように、あらゆるところでグローバル社会が進んできています。
皆さんの周りでも外国人の方が増えた印象はありませんか?
この流れは今後、ますます大きくなっていくでしょう。
次回は、世界で起きている”フラット化”の流れを紹介します。