セカンドハウスは普段の生活とは違った見方で選ぶかと思います。
自宅であれば通勤とか通学とかその辺だと思うのですが、セカンドハウス
となると眺望とか環境とか中心となるかと思います。
注意点は沢山あると思うのですが、戸建のセカンドハウスという点から
個人的には2点あげたいと思います。
購入する際は大体不動産屋さんからだと思うので、重要事項の説明がある
と思いますが、急傾斜地や土砂災害地区等はご自身で役所での確認を
お勧めします。
また近くに川がある場合等は、近年災害のスケールが増していることもありま
すので、河川の氾濫等も地図や地元の方にお話を伺うなど、ご自身で確認することが
重要かと思います。
もう一つは防犯ですね。
運もあるかも知れませんが、住んでいても空き巣の被害はおこりますよね。
不在期間が長くなれば被害を知ることも遅くなってしまう恐れがあります。
ガラス窓が割れて数か月気が付かない・・・ということは避けなくてはなりません。
不動産会社や管理会社に管理費を払って見回りをしてくれるなら良いのですが、そ
れも無いような場所に求めた場合は、ご自身で何とかしなくてはなりません。
頻繁に利用するにしても不在期間がありますので、その辺も考えなくては
なりませんね。
警備会社利用も一つですが、長期不在の際は電気を落とすかも知れませんよね。
一番はその周辺に居住されている方がいるか?ということですね。
もしくはその近くを検討するということもあるのではないでしょうか。
最後は人と人との繋がりが大切なのではないかと思います。
訪れる際には必ず挨拶をして、人間関係を築いておけば何か異変を
感じた時、またはたまに様子を見て貰うこともできるのではないでしょうか。
地震や台風の後に「大丈夫」ということだけでも分かれば、気持ちも落ち着く
のではないかと思いますよ。
どんな方法であれ、普段はあまり考えないこれらの事も含めて検討して見ることも
重要ではないかと思います。
このコラムの執筆専門家
- 信戸 昌宏
- (茨城県 / 建築家)
- 代表取締役
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