変動金利から固定金利への借り換えが有利なことも - 住宅ローン借り換え・返済 - 専門家プロファイル

Office JUN 代表
兵庫県
ファイナンシャルプランナー

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:住宅資金・住宅ローン

前野 稔
前野 稔
(ファイナンシャルプランナー)
前野 稔
前野 稔
(ファイナンシャルプランナー)
岡崎 謙二
岡崎 謙二
(ファイナンシャルプランナー)
伊藤 誠
(ファイナンシャルプランナー)
伊藤 誠
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年12月13日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

変動金利から固定金利への借り換えが有利なことも

- good

  1. マネー
  2. 住宅資金・住宅ローン
  3. 住宅ローン借り換え・返済
相談業務 店舗タイプ

 

 黒田日銀総裁の下で行われている、超長期国債の日銀買入れの強化により、フラットに代表される超長期固定金利が、歴史的な水準まで低下しています。


 この結果、数年前に借りた変動金利の水準よりも、今のフラットの金利水準の方が低いという、逆転現象も発生しています。


 そもそも、変動金利の本来の水準は短期プライムレートを基準とした2.475%です。数年前までは、ここから金利を優遇したとしても、0.3~0.7%程度であり、現在のフラットの最低金利である1.800%よりも高い水準で、変動金利を組んでいる方も多数いらっしゃいます。


 ここで、この変動金利から、フラットなどの超長期固定金利へ借り換えることができれば、金利変動リスクを取り除きつつ、月々の返済額も抑えられるという、常識では考えられない方法も可能になります。


 特にこの方法で、借り換えをお勧めしたいのが、年収が平均程度だけれども、子供が2人以上いて、今後のライフプランにおいて、子供の教育費などを重視せざるを得ない方々です。


 この方々のライフプランは、子供の成長に左右されることが多く、本来は超長期固定金利が望ましいのですが、数年前までは家賃並の負担で住宅ローンを組むには、変動金利にせざるを得ませんでした。


 しかし、子供に一番お金がかかる時期に金利も上昇した場合、そのやり繰りをするのは本当に大変です。現在の変動金利の水準が上記に該当しそうな方は、今こそ動くべき時かもしれません。

 

沼田 順(CFP(R)認定者・1級FP技能士、宅地建物取引主任者、住宅ローンアドバイザー)

 

※このコラムの無断転載・引用はご遠慮願います

 

ブログメディア「BLOGOS」、「マネーの達人」

そこに参加させて頂いている、私のブログも是非ご訪問下さいませ。

住宅ローン、不動産アドバイス

 

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(兵庫県 / ファイナンシャルプランナー)
Office JUN 代表

住宅金融公庫出身のFPが貴方のマイホームライフをサポート

素敵なマイホームを手に入れて最後まで幸せに暮らして欲しい。これが住宅金融公庫勤務時代に年間500件以上の住宅ローン相談業務を担当してきた私自身の願いです。その経験を基に貴方のマイホームライフをトータルにサポート致します。

カテゴリ 「相談業務」のコラム

このコラムに類似したコラム

すまい給付金の専用サイトが登場 沼田 順 - ファイナンシャルプランナー(2013/08/07 09:00)

銀行がローンの審査でポイント(2) 久保田 正広 - ファイナンシャルプランナー(2011/10/21 19:05)

借り換え用住宅ローン選びで重要な3つのポイント 久保田 正広 - ファイナンシャルプランナー(2011/10/14 18:04)

住宅ローン借り換えとセットで考えなければならない事(2) 久保田 正広 - ファイナンシャルプランナー(2011/08/21 09:00)

【住宅ローン借り換え、その前に読んで欲しいコラム】(2) 久保田 正広 - ファイナンシャルプランナー(2011/08/10 12:00)