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閲覧数順 2024年04月26日更新

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変動金利から固定金利への借り換えが有利なことも

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 黒田日銀総裁の下で行われている、超長期国債の日銀買入れの強化により、フラットに代表される超長期固定金利が、歴史的な水準まで低下しています。


 この結果、数年前に借りた変動金利の水準よりも、今のフラットの金利水準の方が低いという、逆転現象も発生しています。


 そもそも、変動金利の本来の水準は短期プライムレートを基準とした2.475%です。数年前までは、ここから金利を優遇したとしても、0.3~0.7%程度であり、現在のフラットの最低金利である1.800%よりも高い水準で、変動金利を組んでいる方も多数いらっしゃいます。


 ここで、この変動金利から、フラットなどの超長期固定金利へ借り換えることができれば、金利変動リスクを取り除きつつ、月々の返済額も抑えられるという、常識では考えられない方法も可能になります。


 特にこの方法で、借り換えをお勧めしたいのが、年収が平均程度だけれども、子供が2人以上いて、今後のライフプランにおいて、子供の教育費などを重視せざるを得ない方々です。


 この方々のライフプランは、子供の成長に左右されることが多く、本来は超長期固定金利が望ましいのですが、数年前までは家賃並の負担で住宅ローンを組むには、変動金利にせざるを得ませんでした。


 しかし、子供に一番お金がかかる時期に金利も上昇した場合、そのやり繰りをするのは本当に大変です。現在の変動金利の水準が上記に該当しそうな方は、今こそ動くべき時かもしれません。

 

沼田 順(CFP(R)認定者・1級FP技能士、宅地建物取引主任者、住宅ローンアドバイザー)

 

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