- 志田 茂
- 志田茂建築設計事務所 代表
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
LWH002 の施主Mさんのブログに 完成してから3年経ったと書かれたのを読んで、「あっ・・3年かぁ」 と気づきました。。(すみません。。)
⇒ Mさんのブログ
家ブログというか、ほんとに文がうまくてお勧めします。 今回も とてもいい内容!
設計依頼をお引き受けする条件
設計のご依頼を受ける条件があります。
(・・といってもお断りする事が今のところ無いですが。。)
コストがあるとかないとか、、 規模が大きいとか小さいとか、、 そうゆう事は何も関係ありません。
その条件とは・・・
1. 真剣な想いがある
2. 予算と規模の関係に理解がある
3. 信頼
*. ご自分の望むものが明確であるならなおいいです。
という事。
信じる事
3 の 『信頼』 は一番大きいです。
会った事もない者をどうして信頼できるか・・・ それは難しいですよね。
本当に難しい事だと思うからこそ、私に声を掛けてくださった施主の事は 無条件に信頼 します。その施主のために全力を尽くします。
では、施主の人はどうして最初のメールを出す事ができたのでしょう?
それについては、あまり詳しくもお聞きしないのですが、、ブログやホームページから判断していただいたのは事実です。
( ⇒ 施主との出会い・・・・ 施主の言葉 )
「それだけで判断できるの?」 ・・・・ 私もそう思います。 でも実際にみなさんそうされました。
杉並の家Rの施主が、完成してから最初にメールを出された時の事思い出して
『 あの時は漠然と、「相談したら、なにかうまくいくんじゃないか・・」と思ってました』
と書かれました。 漠然とした 直観 というのかもしれませんね。
( ⇒ 施主からの手紙 : 杉並の家R )
感性、判断力、直観、勇気 ・・・・ 大切な 施主の力 ですね。
それがどうしたらできるのか?・・・ それを施主の人に聞いてもわからないかもしれません。
いろいろなトラブルの話を見ると、設計者や施工会社を信頼できなかったんだろうな、と思えるものがあります。
信頼しない・されないと、お互いに不信感の連鎖になり、その結果、悲しいものが出来上ります。
(そんなのを読むと、自分は信頼に答えているかと、身を正します。)
前の記事に書いた、家を「物」の視点で考える前に「人」の視点で考える 事で、求めるものを明確にする事で、頼む相手 を絞り、判断がしやすくなるのかもしれません。
( ⇒ 幸せな家を作りましょう )
幸せな家を作るためには、ともに作る者 が必要です。 それを見つける事が、全ての始まりです。
見つける事が、施主の最初の仕事。
そして、見つけた相手を信じる事が、施主の力 です。
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実際に会ってみて、「ちょっと・・ 」 と思えば断ればいいのです。 正直、信頼 というのは、作っていくものだとも思います。私の施主の方達も、、本当は不安一杯だっただろうと思います。
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