- 清水 康弘
- 株式会社参創ハウテック 代表取締役社長
- 工務店
対象:新築工事・施工
19日は瀬田の家の引渡しでした。
現場監督の早川と神坂と私の三人で現場で待機、建て主様の到着を待って無事お引き渡し完了して参りました。
比較的大きな会社の経営者でもある建て主様は、現場監督の早川を大絶賛!
まるで自分の部下のことように、喜ばれていました。
近隣の方からも「随分丁寧に造る工務店ですね。」と評価をうけたそうで、本当に感謝されていました。
仕事を受注するのは上手だけど、現場監督の育成や現場管理に責任を持たない住宅事業者が大多数の業界にあって、「今時の家は大工の技量だけで建つわけではなく、品質を守るのは現場監督」であることを信じ、15年間以上取り組んできただけに最も嬉しい瞬間です。
勿論大工の一定の技量差は、細かい仕上がり状態に関わりがあります。
しかし、木造住宅を建てるには、基礎の鉄筋コンクリートのこと、構造材のこと、断熱材のこと、設備のこと、電気のこと、仕上げのことの他、資材の購入を含むと軽く30を超える業界が絡みます。
そんなに多くの業者を大工がコントロールすることはできません。
会社としてのルールづくりと現場監督の能力、つまり予測と予防、さらに現場を俯瞰できる力が求められるのです。
今後はお客様の大切な家づくりを設計から現場管理までしっかり完結できる態勢を強化して参ります。
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