"最近の若者は…"と思う人は広報には向かない - 広報・PR・IR全般 - 専門家プロファイル

中村 英俊
株式会社第一広報パートナーズ 代表取締役 広報コンサルタント
東京都
広報コンサルタント

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閲覧数順 2016年12月03日更新

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"最近の若者は…"と思う人は広報には向かない

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昔から”最近の若者は…”という愚痴を耳にする機会は少なくありません。


これはこれまでの習慣や伝統的な型にはまらない新しい世代の若者に対するおじさん達からの代表的な愚痴だったろうと言えます。これら新しい世代のことを”新人類”や”スーパー新世代”、”異星人”などと表し、世代の違うおじさん達の愚痴の代表例でもありましたが、最近では同じ世代でも”ゆとり世代”などと年齢がさほど変わらない先輩が後輩のことを差別化し、”最近の若者は…”というような愚痴をこぼしているのを垣間見ます。


人間の習慣や感性は、育った環境にって大きく影響を受けます。そのためバブル時に育った人と、100年に一度の大不況という時期に育った人が同じ感覚ということはあり得ないでしょう。また”ゆとり教育”が推奨された時期と”学力強化”という時期の差も同様のことが言えます。


また現在の20歳の感覚を40歳の人が”新生代”と思うと同時に、60歳の人が40歳の人を、80歳の人が60歳に対して”新世代”と感じていただろうことは事実だろうと思います。


つまり今の若い人が特別という要素は何もなく、単純に”最近の若者は…”と認識してしまっている人には下記の問題があります。


①自分自身を解っていない

 今の自身の感覚と最近の若者の感覚のギャップを認識しつつも、自身の際はどうだったのかということを棚上げしてしまっている。つまり表面的にしか今の若者を、歴史的背景からの自身の位置づけを理解していないという証拠であり、メッセージを出したとしても訴求力がない。


②時代背景を理解していない

 どの世代であっても”今の若者”が作られた環境には特徴があります。経済的な背景、教育方針や制度の転換、コミュニケーションツールの変革などによって大きく影響されますが、これら時代背景を理解していない、つまり勉強不足。


新橋辺りでおじさん達が、また社内の飲み会で新入社員を揶揄することはよくあることですが、20年前、40年前の自分たちも”特別だった”ことは認識しなければならず、新世代を理解する努力をしなければ企業としての生産性や協調性などにも影響が出てくることは言うまでもありません。


それに加え広報担当者は、自分自身のみならず”新商品や新サービス”、”会社自体”としてメッセージを発信する際に、本当に訴求対象者のことを理解しているのか、これらの時代背景としての位置づけを理解しているのかを見直す必要があります。


表面的に”最近の若者は…”と判断してしまっている人は発信している情報に欠陥があるばかりか広報には向かないとも言えるでしょう。皆さんは如何ですか?


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