自分が決める、ということ。

2014-07-01 15:19

７月の声を聞いた途端、心にエンジンがかかるのが分かります。
エンジンがかかれば、後は進むだけで、物事も緩やかに速度を増して動いていきます。

博多の朝は、東京よりも約４０分は遅いのですが、
６時には真っ赤な太陽が、東向こうで赤々と輝いています。
能古島（のこのしま）を見ながら海岸線を走り、会社へと車を走らせます。

あれだけ緊張していた取材と原稿仕上げが来週に回り、
心は穏やかですが、一気にホームページのあれこれや、イベントの動員に声がかかります。
見積もりやら資料集めやら、お客さまとのスムーズな仕事を行うには、
少し気が利いていないと務まらないのは、私たち世代は分かっていますが、
社内こそ、いつも声にしないと伝わらないのが、悔しい限りで、
その辺のコミュニケーションも丁寧にやっている今日この頃です。

さて、「自分が決める」という時代のキーワードがあります。
私たち市民の言葉かと思いきや、
すでに政治家の方々は、早々に“自分から決め”に行って、大爆走中の様相を呈しています。
私たち市民こそ、もっと広く世界を見つめ、判断し、「自分から決める」ことを身につけなくてはならないと思います。

７月１４日には、日本でも人口増の田園都市・糸島市において、コミュニケーション力をアップする「広報力講座」を開きます。すでに申し込みは６０名を超えているそうで、当日何人の方々とお会いできるのか今から楽しみなのです。

「企画力」、「言葉力」、「動員力」の３テーマで、私が今回伝えたいことは、
ただやんわりと、こんな風にしたらいいですよなんて言うアドバイスではなくて、
覚悟を持って取り組むことを伝えたいのです。
やるぞ！と、そう「自分が決める」のです。
さらにそこでパワーを生み出すのが、コミュニケーション力であると思います。

私の会社もちょうど１５年が経ちました。
一生懸命に企画して、一生懸命に書いて、デザインして、
多くの皆さんに愛されて、ここまで走ることができたのだと思います。

講座当日はプロ視点なので、皆さんにはやや難しい内容や手法もあると思いますが、
伝えたいのは「自分が決める」こと。
その覚悟のところだけはしっかりとお持ち帰りいただきたいと考えています。

さあ、当日は笑顔で皆さまをお迎えしますぞ！

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