検査方法は他の建築家さんが紹介してますので今回は地盤自体についてご紹介します
地層には大きく3種類あり、古い堆積順に
・第三紀層
→いわゆる岩盤で最も信頼できる地層
・洪積層(こうせきそう)
砂利層、砂層、圧密された粘土層、ローム層
→信頼できる良質地盤
・沖積層(ちゅうせきそう)
薄い砂利層、圧密不十分な粘土層
→比較的軟弱な地盤
と分けられます。
地盤調査の最終目的は
「地盤の支持力」「沈下量」を知ることです。
地盤調査をすると「柱状図」というデータが作られます。
深度に応じてN値という数値で地盤状態を判断します。
標準貫入試験における判定として
N値 砂の種類
<4 非常にゆるい砂
4〜10 ゆるい砂
10〜30 普通の砂
30〜50 密な砂
50< 非常に密な砂
N値 粘土の種類
<2 非常に軟らかい粘土
2〜4 軟らかい粘土
4〜8 普通の粘土
8〜15 堅い粘土
15〜30 非常に堅い粘土
30< 固結した粘土
調査会社から判定結果の説明を受ける際に知っておくと話がしやすいですねv
このコラムの執筆専門家

- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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