なぜ、価格が下がる?価格決定権の所在 - 各種の新規事業・事業拡大 - 専門家プロファイル

下村 豊
株式会社CSプランナー 代表取締役
経営コンサルタント
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なぜ、価格が下がる?価格決定権の所在

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最近、あらゆる業種の営業支援および営業代行をさせて頂いている。


また、業種に関わらず、製造販売のメーカーから卸、小売商店、サービス業まで、あらゆる業態に携わらせて頂いている。


その全てで、問題になっているのが価格設定、提示である。


従来は、商品・サービスの提供側が開発に掛かるコストから価格を決め、その価格に納得して最終ユーザーである顧客が採用を決めるパターンだった。


現在は、商品・サービス提供側が、最終顧客が採用するであろう価格を先に決め、それに向けた商品・サービスの開発を行っている。


それはそれで、市場原理が働いていると言える。


では、なぜ、一旦決めた価格が下がってしまうのだろう。


結論は、価格に比べ、商品やサービスの価値が下がってしまうからである。


しかし、皆様が知っている業界で、そうではない業界がある。


自動車メーカーだ。


その中でも、輸入車の分野である。


車について、知識が不足しているので、細かいところで間違いがあれば、それはご容赦頂きたい。


代表的なところで、メルセデスベンツ、BMW、ポルシェ、などの高級車が良い例だ。


これだけデフレが問題になっている日本で、価格が下がっていない。


その大きな理由に、顧客の欲求を満たすことができる他に代るものがないからだ。


ベンツ、BMW、ポルシェに乗りたい人は、あくまでベンツ、BMW、ポルシェに乗りたいのだろう。


日本車のように、色々比較して、安い車に乗りたい顧客層とは明らかに違う顧客層だ。


しかも、輸入されている台数は軒並み少ない。


昨年の新車登録台数の速報値では、日本車の台数450万台に対して、輸入車は20万台強である。


欲しい人に比べ、輸入台数が少ないのだ。


この場合、価格の決定権は、製造、販売メーカー側になるのは、当然のことだ。


以上のことから、中小企業様が生き残るヒントが見えると思う。


要するに、他にないもの、他にないサービスを追及することだ。


残念ながら、そういった提案をすると、多くの中小企業経営者様は、うちの規模では無理、と最初から諦めた返事が返ってくる。


しかし、他にないものとは、物とは限らないのだ。


これまで積み重ねた知識でも良いし、使い方というアプリケーションでも、顧客満足という「おもてなし」を代表とした接客でも良い。


価格決定権を持てる商品、サービスづくり、これだけが中小企業様が、唯一、生き残る道である。






商品開発、ブラッシュアップ、営業戦略立案について、ぜひ、お気軽にお問合せ下さい。

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