日本は島国で、他国から侵略されたことが殆どありません。過去を振り返れば元寇と太平洋戦争の占領時くらいのものです。海と云うのはそれだけ有難いものです。
昨日、中国軍の艦船が日本の自衛隊の艦船にレーダー照射したと云うニュースが飛び込みました。
人に例えればガン付けされた様なものです。無視すれば弱気と取られ、手向かえば相応の代償が伴います。安倍政権はキューバ危機に相当する危機的状況にあると云えます。
中国が、本気で尖閣を自国領土にしたがっているのか、軍の一部が暴走して統制が取れていない状況なのか、見極めを誤れば第二の盧溝橋事件も現実味を帯びてきます。
株価が上がりはじめ、ようやくトンネルの先の灯りが見え始めたこの時期に、汚染物質を撒き散らしながら日本を威嚇する中国。何と云えば日本の真意を伝える事が出来るのでしょう。「戦略的互恵関係」日本と中国では両国の関係をたった七文字で表現出来る共通の文化があります。
安倍さんの舵取り次第で、日本の今後百年の行く末が決まります。短慮だけは避けて欲しいものです。
このコラムの執筆専門家
- 福味 健治
- (大阪府 / 建築家)
- 岡田一級建築士事務所
木造住宅が得意な建築家。
建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。
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