遺産相続

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6月に質問した件です。
長く掛かりましたが、ようやく主人を説得する事が出来ました。実弟にまず電話を入れたのですが、協力的ではありません。まず遺言書が残されているかの問いにも知らないと嘯きます。色々隠しているようです。近々日本に帰らなければと考えていますが、その前に調べられるだけ調べて行こうとしている所です。それで幾つか教えていただきたいのですが、まず公証役場に保管されている遺言書以外の遺言書の有無は調べられますか?遺言書の宛名が個人名になっていて、本人不在であると開封出来ないというケースはあるのでしょうか?実父は店を経営していたので実家と店舗は家族全員の名前になっているそうですが、10数年前、実弟がそれ以外にも不動産があると言ったそうです。それを調べる事は可能ですか?実父と義母が実父の死亡時に離婚していたかもしれない可能性もあるので、市役所で調べてみますが、離婚訴訟中であったかどうかは、調べられるのでしょうか?それと生命保険に加入していたか、その詳細も調べたいのですが。たぶん当時、弁護士さんを雇ったと思うのですが、こちらでその弁護士さんを突きとめても、あちらに隠したい事があれば、あちらが雇った弁護士さんですから、彼らの不利になる情報はこちらには与えてくれないのでしょうか?相続財産目録やこちらの知りたい情報を全て曝け出してくれるのでしょうか?全て追求するには、やはり他の弁護士さんを雇って調べてもらうしか手がないのでしょうか?
色々書きましたが、なにしろ海外にいるので、不安です。宜しくお願いします。

6月の内容。
外国に住んでいます。主人とはこちらで知り合い結婚しました。日本人同志です。
主人の家庭の問題です。
主人は実母を早くに亡くし、実父は再婚し子供が2人います。1人いる実弟は早くに他家へ婿養子に入っています。主人によると、実父は後妻さんとの生活に自分が邪魔だったために外国に追い出したと憎み続けています。そのため20年以上も一度も日本に帰らず、10年程前に実父が逢いに訪ねてきた時も、話を聞くどころか逢わずに追い返したくらいです。その恨み辛みは義母や実弟までに及び、彼の家族の話など彼の前では怖くて出来ない状態です。主人の異常さは私には理解出来ません。私の両親は精神的にも経済的にも支えてくれます。それでも外国に住む心細さ、数年前主人に黙って、実弟と連絡を取り合い和解を計ろうとしたのですが、結局会った事もない他人と思ったのか、何も解決しないまま連絡が途絶えました。しかし私としては納得がいかないので、1年半程前に、後妻さんに直接電話をしました。その時実父は1~2年前に亡くなった事を知りました。彼女の即座の反応は、良く電話をしてくれた、どうしているのですか、お金に困っているのなら幾らでも出しますよ、というほっとする対応でした。でもその後彼女が実弟と話してからでしょう、主人と直接話さないとね、と冷たい態度に変わりました。実際彼女が主人に電話を入れたのですが、彼は叩き切りました。それ以来そのままになっています。

今切実にまとまったお金が必要となりました。私の両親はもう充分出しています。今は出してもらえません。
後妻さんの即座の反応からみても、資産はあるはずです。主人の実父は主人に残していると思います。それが幾らであるか、遺言も有るかどうか解らない状態ですが。
主人はあんな腐った父親から金など一切受け取りたくないと日頃から豪語していますので口に出せません。
何らかの方法で遺産を相続出来る可能性はあるでしょうか。

遺産相続について

(3.0) | 2010/08/12 07:14

 rockchickさん、こんにちは、弁護士の三森敏明です。

 遺言書ですが、自筆証書遺言(実父が手書きで書いた、一般的な遺言書)の有無については、「無かったこと」については調べられないと思います。「有ったこと」については、自筆証書遺言の場合は、家庭裁判所で「検認」という遺言書を相続人の前で公開する手続をしないと遺言が有効にならないので、必ずわかります。

 不動産については、固定資産税の額を調べることによって調査はできます。
 
 生命保険については、各生命保険会社に調査依頼をしてみないとなんとも言えませんが、弁護士法23条の2の弁護士会照会制度を使えばわかるかもしれません。

 預貯金については、詳しくはかけませんが、金融機関や残額を調査することはできます。

 いずれにしても、相続人であるご主人がその気にならないと、円滑な遺産分割協議や詳細な遺産の調査は難しいと思います。

 

 

 

評価・お礼

rockchickさん

お返事どうもありがとうございました。
解らないことだらけなので、本当に助かります。
主人も相当挫けながら、やっとやる気を出して、徐々にですが進んでいます。

三森 敏明
三森 敏明
弁護士

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