齋藤 進一(建築家)- コラム「安心住まいのキーポイント(その五)」 - 専門家プロファイル

齋藤 進一
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を

齋藤 進一

サイトウ シンイチ
( 埼玉県 / 建築家 )
やすらぎ介護福祉設計 代表
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安心住まいのキーポイント(その五)

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安心住まいのキーポイント 2006-03-26 00:02
今回は、8.尿失禁の住環境対策についてお送りいたします。


・尿失禁

尿失禁には切迫性(男性に多い)と腹圧性(女性に多い)などが挙げられます。

切迫性は尿意をもよおしてから、トイレまでの距離があったり衣服の脱衣に時間がかかり間に合わず失禁してしまうものなので、
 トイレを寝室に隣接
 動線を直線にする
 照明スイッチにホタル球(暗闇で補助灯がつく)を使用するか自動照明にする
 トイレ床に排水溝を設け洗浄可能にする
などの施設にすると解消されます。

腹圧性は睡眠中寝返りをしたり、くしゃみなど腹に力が加わったときに失禁してしまう症状です。

住宅内では、水周りの施設を部屋に隣接したり、換気しやすい環境にするとよいでしょう。

夜間ポータブルトイレを使用される場合、昼間は押入れにしまう状況も考えられるので、押し入れ内にも換気設備があると安心です。
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