齋藤 進一(建築家)- コラム「バリアフリー導入編(浴室その弐)」 - 専門家プロファイル

齋藤 進一
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を

齋藤 進一

サイトウ シンイチ
( 埼玉県 / 建築家 )
やすらぎ介護福祉設計 代表
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バリアフリー導入編(浴室その弐)

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バリアフリーのポイント 2006-02-24 23:15
前回と間が開きましたが今回は浴室の手すりについてお送りいたします。

浴室に設ける手すりの用途として

・浴室内での移動を目的とした手すり
・浴槽に出入りするための手すり
・洗い場のイスから立ち上がるための手すり
などに分けられます。

縦手すりは立ち上がりのため、横手すりは伝え歩きと身体を支える目的に使われるので、個々にあった場所の確認が重要となります。

写真はTOTOのカタログを参考にしてますが、浴槽に入るオシリの位置でL型手すりの向きが変わりますし、健常側(もしくは利き手側)によって横手すり(伝え歩き)の壁に取り付ける位置が変わります。

バリアフリー浴室という名で初めから手すりが取り付けられているタイプを見かけますが、汎用としての役割だと認識していただきたいと思います。

今まではユニットバス壁の構造上、先行で手すりが取り付けられていましたが、現在では特殊な接着剤で後付手すりが取り付けられるようになりました。

無意味な手すりだらけの浴室にならないよう、利用者さんの使用法を設計・施工者側がよく理解することが大切だと思います。

次回は、浴室の設備についてお送りします。

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