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環境問題と健康問題の深いつながり Part２
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医療・健康情報
2007-11-02 20:10
そんな時、空手をやっていたご縁で、アメリカに行くことがきっかけで、今の職業を目指すようになるのですが、その話をご紹介すると本題から大きくずれてきますので、いつか機会がありましたらご紹介しましょう。
そのような経緯で、私は環境問題と健康問題の両方を学んでいるわけです。
この両方の問題の深いつながり、共通した「思考」がそこにはあります。
あえて一言で表現するならば、「閉鎖系思考」です。
「閉鎖系」とは、物理学の立場から作られた言葉で、ここでは簡潔に、問題の領域を限定し、切り取り、抽象化する思考と定義しておきましょう。
例えば、試験管内での実験において、化学反応が試験管外の諸条件に影響を受けないように配慮し、また微量な影響は無視して捉えたりします。要するに試験管という閉じた系で、捉えています。こうすることで、実験したい要素以外の働きを極力排除し、科学的分析がしやすくなるのですが、自然界を捉えた場合、ほとんどが開いた系で成り立っています。
その開いた系を、「閉鎖系」と相反する言葉で''「開放系」''と言います。
つづく。
山中英司
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