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意識の構造 〜ココロとカラダの関係
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ココロとカラダの関係
2007-02-09 16:39
今回は、潜在意識・無意識について、もう少し詳しくご紹介しましょう。
心理学によって、分類は多少異なりますが、私が臨床現場でとても実践的で効果的と感じている「ビジョン心理学」をもとに説明していきます。
自分が気づいている意識、前回のコラムでたった４％と言いましたが、その意識を「表面意識（潜在意識）」と言います。
残りの９６％の意識は、自分では普段気づかない意識で、大きく3つの層に分かれています。
まず一つ目の層は「潜在意識」。受精してからのすべてを記憶しているところです。
さらに深層へ行くと、「無意識」の領域になります。「無意識」は、個人無意識と集合無意識に分けられ、個人無意識は、魂のパターン、先祖代々に伝わるパターンなど。集合無意識は、人類が始まって以来のすべての体験を指しています。
一番深層にある3つ目の層は、「超意識（高次の意識、ハイヤーマインド）」と言います。私たちの霊的な部分、愛と光に満ち溢れた永遠なる存在で、神や生きとし生けるすべてのものとつながっているところと言われています。
私たちは4％の表面意識では、気付いていない意識で、様々な葛藤や選択をします。一方、カラダはすべての意識とつながっていますので、4％の自分が気付かなくても、その葛藤や選択に対して、正直に反応します。
分かり易い例で、ストレスで胃潰瘍があります。また、楽しくパソコンに向かっていると肩こりはないのに、仕事でパソコンに向かっているとすぐ肩が凝ってくるなんてことないですか？
「カラダは心の鏡」みたいな存在なんです。
次回は、ストレスが症状を作るメカニズムについてご紹介しましょう。
山中英司
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