植森 宏昌
ウエモリ ヒロマサ先進国とは思えない余りにも情けない国債の広告。
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今日、ネットでニュースを見ていたら、下記のキャッチコピーの広告を見つけました。素直な感想で情けない広告としか言いようがないですね。
「国債を持てる男子は女性にモテる」。
これは、財務省が7月に導入する固定金利3年の個人向け国債の募集広告です。内容を読んでいると元々、国債購入者の年齢層は50~60代が中心との事ですが、今回は独身男性を意識した広告でターゲットを若者にも広げたとの事です。
確かに、私は若くは無いですが、若い層は国債なんて殆ど購入しないですよね。まして、借金だらけで低金利の日本の国債に魅力を感じる人は今の若者に何割いるのか疑問です。
今回のこの広告は無料情報誌に掲載され20代女性5人が登場し、「お金にまじめな人がいい」とか「安定感が絶対条件」などと理想の結婚相手を語っています。 確かに、「お金にまじめ」や「安定感」は理想の結婚相手でしょうが国債を買う人が理想の結婚相手とは思えませんよね?彼女たちのお薦めの資産運用が国債という設定らしいですが、オフレコで本音を聞いてみたいものです。
もっと、先進国らしく本当の日本の将来性であったり魅力で国債をアピールして頂きたいものですね。どこぞの、キャラクター商品を販売するのでは無いんですから。
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