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植森 宏昌
ウエモリ ヒロマサ
(
大阪府 / ファイナンシャルプランナー
)
有限会社アイスビィ 代表取締役
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各社の決算発表
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投資
資産運用
2009-01-10 05:08
しかし、暗い話題ばかりでは無くイトーヨーカドー、セブンイレブン、西武百貨店、そごう等を運営するセブン&アイ・ホールディングスは営業収益が前年同期比1.6%増の4兆3253億円、営業利益が4.4%増の2182億円と共に過去最高を更新しました。この消費不況の時代に凄いですよね。反対に、ジャスコやマイカル等を運営するイオンは、過去にM&Aで傘下に収めたダイエーやマイカル等の業績不振により3期ぶりの最終赤字に転落しました。
セブン&アイ・ホールディングスが大きく収益を伸ばした理由の1つが、「タスポ」と言われています。たばこ自販機用成人識別カード「タスポ」の導入により、主力のコンビニ事業でカードを持たない喫煙者の利用が増えた様です。意外な事が幸いするんですね。新聞記事を読んでいるとタスポ効果でタバコや缶コーヒーなどの「ついで買い」が増えたらしいのです。又、コンビニ内にATMを設置しているセブン銀行も好調の原因の1つと言えるみたいですね。
最近の株価は企業の業績を無視したマネーゲームの様に少し利益が出たら売買される傾向にあり、本来の業績と株価がマッチしていない様に感じます。今回のセブン&アイ・ホールディングスも発表の様に業績は好調なのに、この2日程、利益確定の売りが増えた性なのか急に株価が下落しました。どんなに考えても不思議でなりません。1日も早く業績に見合った株価で取引される良識のある正規の市場に戻って欲しいものですね。
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