植森 宏昌
ウエモリ ヒロマサ年金受給資格期間が25年から10年に短縮
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先日、無年金者対策として年金受給資格期間を現状の25年から10年に短縮する法案が閣議決定されました。今回の措置により受給資格を得る人が約64万人増える事になるそうです。
それに伴い必要な予算は約650億円。一体、何処から出すんでしょうかね?
では、短縮されたからと言って10年加入で幾ら年金が支払われるのかですが、現状の年金額から試算すると40年間丸々、保険料を納めた人で年額780,100円(月額65,008円)です。
それに対して10年だけの人は幾らになるのかですが195,025円(月額16,252円)となります。
有るか無いか分からない様な金額ですね。
結論から言うと結局は、10年収めた程度では生活なんて出来ず65歳以上も働くか自助努力で私的年金でも掛けるしか生活する道は無いと言えますね。
個人的のは、将来の高齢化社会を考えたら若い世代に負債を先送りして押し付けるのでは無く、制度自体を自分で払った分を自分で運用し貰える制度に変更した方が遥かに良いと思います。誰が考えても将来の人口分布から考え制度自体は破綻してますからね。
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