高橋 昌也(税理士)- コラム「差異の複利効果」 - 専門家プロファイル

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差異の複利効果

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経営 経営実践 2009-08-19 08:00
おはようございます。

昨日からの続き、小さな差別化を繰り返すことについて。


差別化を意識しての起死回生の一発なんてのは、案外と外しやすいものです。
それこそ野球ではありませんが、四番バッターばかり揃えても勝てません。
細かな要素をいくつか組み合わせ、点を入れるお膳立てをする必要があります。


それ自体が小さな差異だとしても、それがいくつも重なると結果的には
他から真似されにくいレベルの差異になっています。
大きな差別化が戦略だとして、その為の戦術というものは実は細かな
差別化を重ねるのが結局は一番効果的だったりします。


戦略と戦術に関して一言でまとめると次のようになります。


・小さな戦略を大切にすることで大きな戦略が成就される
・大きな戦略を意識することで小さな戦術が洗練される

両者はやはり相互依存の関係にあります。
最終的に、自社を他社と差別化する必要があるのはどの業界でも同じです。


繁盛している企業の社長さんの中には

・下駄とジーパンで客先に訪問
・愛想ゼロ、ひたすら不機嫌そう(に見えるように演出)
・実は副業でミュージシャンをしている

こんな人がいます。
これだけで差別化ができるほど簡単ではありません。
しかし、目に見えて分かりやすい差別化という意味では確かな
効果が望める一手だとは思います。


差別化で悩んでいる社長さんがいるなら、とりあえず

・明日から服装を変えてみる

これだけでも少し効果があるかもしれませんよ。


いつもお読み頂き、ありがとうございます。
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