大澤 眞知子(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)- コラム「7/7 カナダ最新情報:留学は本当のカナダを知ってから」 - 専門家プロファイル

大澤 眞知子
カナダにいらっしゃい!

大澤 眞知子

オオサワ マチコ
( カナダ留学・クリティカルシンキング専門家 )
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7/7 カナダ最新情報:留学は本当のカナダを知ってから

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留学 大学・高校正規留学 2023-07-09 00:03

竜巻、山や平原を焼き尽くす火事、異常気象による熱波、BC州の水不足、止まらないインフレで生活困窮、住宅事情最悪で住む所を失う人続出。。。

カナダでも「これでもか」というほど世紀末のような事が起こり続けています。

そんな中から、「あ〜カナダやわぁ。」というニュースを拾いました。 

カナダ留学を予定している方、そして日本でハラハラしている親のみなさんのために。

  
1.アルバータ州が熱い。カナダ国内からアルバータ州に引っ越す人増加中

  

世界中から移民の集まるカナダでは、出生率などに関係なく人口が増え続けています。

しかも、生産性の高い若い労働力がどどっと世界から入って来ています。


カナダ留学もほとんどの留学生は『将来のより良い生活を』とカナダを目指し、永住権・市民権をとることが目的です。

(日本からの留学生のように『英語が喋れるようになりたい』などの幼稚園みたいな理由ではないです。)


そんな移民、留学生がアルバータを特に目指す傾向が強くなって来たのが最近。

すでにカナダの他の地域に住み着いた移民たちも、こぞってアルバータを目指しています。

もともとカナダで生まれた若者たちも、アルバータなら生活出来るかもとどどっとやって来ています。


その結果、人口増加率はうなぎ上り。

労働人口が増えることで、経済は潤いますので、アルバータの未来は少子高齢化にあえぐ日本の真逆に思えます。


ますます若くなり、Internationalになるアルバータの一体何が魅力なのでしょうか。

・住宅価格がまだマシ

・生活費が他と比べて何とかなる


そして、アルバータの教育です。

日本のような中央集権教育制度ではなく、各州が独自の制度を持つカナダではどの州で学ぶかで全く異なる結果を生みます。

特に、制度の影響を直下に受ける高校留学では、BC州のいい加減な制度など比べ物にならないほど論理的で生徒個人を尊重するアルバータを選ぶことは大きな利点だと思います。


Public Education in Alberta

Alberta Education, also known as Alberta’s Ministry of Education, is the governing body for Alberta’s schools. Alberta’s students are touted as the highest-ranked in Canada and its education system is often cited as one of the best in the world.  

(アルバータの教育下で学ぶ生徒は、カナダでは最高の評価を得ておりその教育制度は世界でベストと称されています。)


その優れた教育制度を求め、アルバータに移動する、アルバータを目指す人がますます増えているという情報です。


私がアルバータ大平原に住んでいるのも、教育制度の大きな魅力ですね。

まだまだ大学に戻る予定ですから。


2.13歳の少女、フェンタノールOverdoseで死亡


サスカチュワン州、リジャイナで起こった本当の話です。

Overdoseで死亡する人が、これまたうなぎ上りのカナダ。

高校生の間にもまん延するフェンタノールなど危険な薬物摂取が、なんと中学年齢まで下がって来ました。


学校でつるんでいたグループに影響され薬物常用を始めた少女は、怪しい行動に気づいた親が転校させましたが、もとのグループから切れることは出来なかったようです。

最後は、警察がDrug Houseと呼ぶ家に出入りするようになり、そこで命を落としました。

親も知らなかった少女の行動です。


カナダの薬物問題は今やここまで、13歳がOverdoseで死亡するまで大きくなって来ています。

ほとんどのケースは、学校でのグループに入ったことから始まります。


日本からの高校留学生が一番陥りやすい穴です。

友達など出来る可能性のほぼない高校留学で「白人の友達が出来た!一緒に遊んでる!」と自慢する日本人高校生が関わっているのがほとんどこのようなグループです。


「日本人高校留学生Overdoesで死亡」というニュースが聞こえる日を恐れています。

こんなカナダの生徒とつるませたいですか? 日本人留学生の親のみなさん。

  

3.トロント市内の地中に埋まってしまったボーリングマシーン。どうやって出そうかなぁ。。。。。。


「あ〜あ、カナダだねぇ。」と思いました。

恐らく工事中もダラダラと人が動き、実際に動いている人も少なく、「一体いつまでこの工事かかるんかな?」と思える工事現場がカナダの特徴ですが、埋まってしまったんですね。 あらら。


それを取り除くのに巨額のお金がかかると、今、トロント市が頭を抱えています。

またまた、あらら。

結局市民の税金から出るわけですから。


でも、なんでこうなったの?

「カナダですから。」


4.湖で酒気帯びカヌーをしていた男性が逮捕された


「は?」

見出しを読んで思わず「え?」

朝食のテーブルに一緒に座っていたカナダ人相棒に聞きました。

「カヌーにも酔っ払い運転てあるの?」

答えは「え?」


警察の答えは「エンジンのついているものなら例えカヌーでも、酔っぱらい運転は違法」


でもでも、なんでわかったんだろう?

警察も暇なんかなぁ。 わざわざ山の中の湖で張り込み?

カナダならあるかも、でも、笑えます。


どうやら、湖の近くに住んでいる人からの通報で警察が出動したんだとか。

それにしても、『カナダ。。。』でした。

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未だにエージェントサイトで宣伝しているカナダは『一体どこの国の話?』と思えるものばかりです。

カナダ留学中の方、これからカナダを目指す方は、本当の情報を必死で入手し本当のカナダを知った上で

十分準備してから海を渡って下さい。


カナダにいらっしゃい!

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