カナダ連邦政府職員のストライキ、話合いに前進はなく継続中。

９月から留学の学生ビザが間に合うかどうかは、かなり厳しい予想です。

すでに対策を立てていると思いますが、プランBも用意しておくことをお勧めします。

最新情報をカナダメディアから。

１．カナダMediaCTVニュースより：ビザ申請がストによりどんな影響を受けるか心配な人たちへ 

スト初日の移民局大臣Sean Fraser言「影響はかなり深刻です。プロセスは全面的に中断します。いつ申請が処理されるか、いつまでにビザが発給されるか、どのくらいの遅れがあるのかを判断することは非常に難しい。」 

具体的には：

・カナダ国内から申請済みの学生ビザ更新プロセスは、ストライキ継続中はストップするでしょう。

・オンラインでの学生ビザ申請は従来どおり可能ですが、申請後どうなるのかはブラックホール、全く予想がつきません。

２．同じくストライキ中のCanada Revenue Agency（税務署）がもたらす混乱 (CBC)

移民局だけでなく、確定申告シーズンのカナダを襲っているのがCRAのストライキ。

４月末日までが期限の確定申告期日は伸ばさないと政府が断言する中（横柄ですね）、肝心のCRA職員がストに突入。

通常は、この時期１週間に100万件もの電話問い合わせがあるCRAは完全にシャットダウン。

迷い、困るカナダの人達が右往左往中です。

日本のように会社が源泉徴収をする国ではないカナダでは、みな個人が確定申告義務があります。

それも、かなりややこしく、色んな解釈のあるルールがあり、ちょっと間違うと税金額が跳ね上がり、大切な項目をミスすると戻ってくるはずの税金が消えてしまうという、ややこしいシステムです。

ですから、カナダの人たちはこの時期電話にしがみついてCRAからアドバイスをもらいますが、ストがそれを不可能にしました。

お金に余裕のある人は、税理士を雇うしかないですが、カナダでは費用が高く雇えない人たちが立ち往生しています。

３．カナダの混乱を具現するように、ますます暴力化する社会  (CBC)

とにかく危ない人が増えました。

パンデミック、異常なインフレなどを経て、生活出来ず、住む所もなく、食料も買えない人たちが暴力化しています。

 Uberタクシーをカナダで使っている人は多いと思いますが、今後規制が厳しくなるかも知れません。

BC州アボッツフォードでUber運転手が客に襲われ怪我をしました。

こんな輩が徘徊してるカナダだということを肝に銘じて、くれぐれも危機管理して下さい。

４．公共交通内で多発する暴力事件を受け、電車・バスの運転手たちが更に多くの警察官を配備するよう要求  (CBC)

BC州バンクーバー、バンクーバー周辺郊外のサレー・ラングレーなど、またアルバータ州カルガリー市、エドモントン市などの公共交通機関での殺傷事件を含む暴力が急激に増加。

もっと警察官を配備するよう、交通機関側、乗客からの要求が強くなっています。

BC州Surreyでバスを常にバスを利用しているRichard Greversの言葉

「この間のバス内での刺殺事件から、乗るたびに緊張するよ。前は、他の乗客などには注意してなかったけど、今は周りを見回して、一体誰の側にいたら安全かを確かめるようにしている。」

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カナダを十分知り、大人として行動出来るようになってから

カナダにいらっしゃい！

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