大澤 眞知子(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)- コラム「日本の受験勉強には塾だ塾だと費用も時間もかけるのに「留学準備勉強」はなぜやらない?」 - 専門家プロファイル

大澤 眞知子
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大澤 眞知子

オオサワ マチコ
( カナダ留学・クリティカルシンキング専門家 )
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日本の受験勉強には塾だ塾だと費用も時間もかけるのに「留学準備勉強」はなぜやらない?

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留学 大学・高校正規留学 2020-11-22 11:54

留学Q&Aで見つけた質問です。 

「高校の国際科に通う男子高校生です。私は将来イギリスかカナダのトップクラス大学の進学して経済学を学びたいです。

両親からはそのためにはIELTSのスコア6,5以上を取らなければならないと言われています。そのためにはどのような勉強をしなければならないのでしょうか?

また僕はソフトテニス部に所属していて夜七時まで部活のあるハードな部活です。IELTS6.5を取るには部活はやらず勉強に専念するべきでしょうか?」


日本のトップクラスの大学を受験するなら、部活どころではないですよね。 塾・塾・塾の生活が日本では普通なのでは?

カナダのトップクラスの大学進学を目指すなら、同じどころかそれ以上の準備勉強時間を確保することが必須です。


なぜ、留学にも受験勉強と同じ、いや、それ以上の勉強時間が必要だとは考えないのかな?と。

前々から疑問であったことを解説してみました。


インターネットのインチキエージェントのサイトには「カナダの大学には受験がありません!ですから誰でも入学出来ます。」と実しやかに嘘を並べています。 全くの大嘘ですので要注意。

「誰でも」は全く事実と異なります。


なぜ、カナダの大学には入学試験がないかって?

そんな一発勝負のStandardized テストには意味がないからです。

Standardizedテストには大きな大きなマイナス点があります。 例えばアメリカのSAT,日本の大学就学試験。

みんな一斉に同じテスト、しかも一発勝負の日本の受験では、個々の本当の能力は図れません。

それぞれの生徒が持っている固有の能力は、もっともっと広い範囲で異なる方法を使い、一発勝負ではなく高校時代3年間で何をどう学んだかを見ること。 (SATは年間複数回受験出来るので日本の入試よりマシですが、これも廃止意見に傾いているのが現状です)


それがカナダの大学の入学基準です。


小学校・中学校と基本的なReading/Writingの特訓と、カナダ社会全体に存在するクリティカルシンキングの基礎固め。

そして、その基本が高いレベルで実践出来る生徒のみが、高校での大学進学コースを履修します。

それ以外の生徒はついてこれないコースです。


英語を母国語とするカナダの高校生でも大学進学に必要な高いレベルの高校コースには歯が立たない生徒がずいぶんいます。

そのようなカナダ人高校生は

1)高校卒業出来ずに途中でドロップアウト(公立高校では地域にもよりますが、結構ドトップアウト率が高いところがあります。30%に迫るところも

2)大学進学する生徒が取るクラスには入れてもらえず、ABなら−2,−4,BC州ならEN10Cでかろうじて合格したあと、EN11,12ではなくCommunication11,12でお茶を濁して卒業。大学進学は出来ません。

3)とりあえず簡単な選択科目を取り、卒業資格ではなく「在学証明書」をもらう

4)高校卒業しないまま大人になり、どこかで困って取りに戻るのがAdult Grad. ほんの少しの簡単なコースに合格すればAdult Grad証明をもらえる。


そして、怖いのがこの現実。

高校留学生はこの1〜4のパターンにすっぽり入り込みます。


「カナダで高校卒業出来ました!」という人に根堀葉掘り聞いてみて下さい。

「なんであの子が卒業出来たの?」の謎が解けますから。


高校留学への準備勉強もせずにやって来るので、能力が完全に欠如しているからです。

もともとの基本能力がない日本の高校生までもが、高校留学を簡単に思い込んでやって来るのも原因です。


その結果、カナダでも落ちこぼれの高校生と同じ運命をたどるわけです。

わざわざ高い費用を払ってカナダの落ちこぼれになりに来る日本人高校生。


さぁ、わかりましたか? 


カナダの普通の高校生でも難関の大学入学と、その後の大学授業レベルについていくためには、相当な準備勉強が必要です。

暗記主体の日本の大学受験勉強より、脳のあらゆる部分を使う、時間も労力もかかる準備勉強です。


理想は、中学時代からまずはエッセイ、英語のストーリーを読むという練習を本格的に始めること。

やり方がわからない方はUX Englishから、Essay Basicsがお勧め。

カナダの教育制度に合わせた本格的エッセイスキルが学べます。


高校3年間にやるべき留学準備勉強は下記のコラムに詳細を書いていますので参考にして下さい。

「New Normal世界でのカナダ大学正式入学方法」


さて、最初の質問に戻ります。 カナダの教育制度も全く知らずにただ単に自分の思い込みだけで「大学留学」を考えていることがおわかりでしょうか?


・ある高校の国際科に通う男子高校生です。

日本の高校の(国際科であろうが何であろうが)英語ではカナダの大学には届きません。


・私は将来イギリスかカナダのトップクラス大学の進学して経済学を学びたいです。

トップクラスの大学進学するには、成績はほぼオール5が必要です。 それは届いてますか?


・両親からはそのためにはIELTSのスコア6,5以上を取らなければならないと言われています。そのためにはどのような勉強をしなければならないのでしょうか?

IELTSのスコアは両親が決めるのではなく、希望大学が決めます。 IELTS6.5は最低基準としている大学が多いですが、実際は、他国からの留学生との競争に勝つだめには7.5以上は必須です。

どのような勉強? IELTSはこれまでにどれだけ英語の運用能力、特にクリティカルシンキングを使って、を学習したかを試すテストです。 IELTSの問題集をいくらやっても無駄です。 日本の受験勉強とは全く異なります。 「New Normal世界でのカナダ大学正式入学方法」の勉強方法を最低高校3年間続けること。


・また僕はソフトテニス部に所属していて夜七時まで部活のあるハードな部活です。IELTS6.5を取るには部活はやらず勉強に専念するべきでしょうか?

部活はやらずに勉強に専念? やるかやらないかは自分次第。 部活をやりながら、難しい準備勉強をする動機があるならどうぞ。 ない場合は、部活と将来の大学留学とどちらにPriorityをおくかは自分で決めること。

正直、こんな自分の時間の使い方まで質問しないといけないようでは、カナダ大学留学には稚すぎると思いますよ。


全く異なる教育制度、しかも日本には存在しないクリティカルシンキングの国での大学進学には高校3年間を使った集中準備勉強必要なことを認識して下さい。


「留学準備勉強」へのサポートが必要な優秀な高校生への指導もカナダから提供しています。

パンデミックで刻々と変わるカナダ大学事情なども提供しながら、優秀な頭脳を更に高いレベルに届けるために。


カナダ大学留学への準備勉強へのリードが必要な方はご連絡下さい。

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日本人のためのわかりやすいクリティカルシンキング講座

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