大澤 眞知子(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)- コラム「ホストファミリーを怒らせ「もう送り迎えはしない」と言われました。」 - 専門家プロファイル

大澤 眞知子
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ホストファミリーを怒らせ「もう送り迎えはしない」と言われました。

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留学 ホームステイ 2019-05-17 06:30

こんな相談が「留学相談コーナー」に寄せられました。

甘いし、幼いです。 

【質問】 

今留学中でホストファミリーに怒られてしまいました。 事は全て私が悪いです。

私は今クラブに入っているので送り迎えをホストに頼んでいます。

そして私の家での仕事は食器をすべて片付ける事です。

 

今日クラブですごく動いて、もう本当に今すぐにでも寝たい勢いでした。でもなんとか食器を片付け終えたのですが実は洗わなければいけないものがまだあったのを忘れていたらしいです。

ホストに言われたのですが、「洗ったのにな〜」と思い、友達とのチャットを先にし、寝る前に洗おうと思っていました。

 

でも、お風呂に入った後再び今すぐにでも寝たい勢いがきてしまい、食器を忘れて自分の部屋へいってしまいました。

そして電気を消して寝ようとした矢先にホストからチャットが来ました。

「私は5回もあなたに食器を片付け終えなさいと言ったのにしなかった。 無視したこよは失礼な行為です。 このことを留学コーディネーターに報告し、もうあなたの送り迎えやを出来ませんし、あなたの要求を受け入れる事は出来ません。」

 

5回も言われた記憶はないです。

今までホストに苦情を言われた事がありませんでした。今まで喧嘩もした事がなくすごくいい関係だったんです。

後悔しても遅いですが言われた時にやっていれば良かったんです。

今どうしたらいいかわからなくて謝って済むものでもないと思っています。明日の朝どう言う顔をすればいいのかわかりません。何かアドバイスが欲しいです。宜しくお願いします。

 

【回答】

 

ホストが気分を害したのは全く自然なことです。

ホームステイというのは、あくまでも独立した大人同士の関係ですから。

あなたが何歳であろうとも、親元を離れ他人の家で生活している以上、大人の行動を求められます。

日本の親元にいた気分で、相手の生活形態への配慮に欠けたり、ホスト宅のルールを守らなかったり、またホストの生活を観察しながら自分に出来ることを自主的にやっていくなどの行動が出来ない場合は、大きなトラブルになる可能性があるのがホームステイです。

 

カナダで30年近く日本からやって来る若者の支援を行っています。

ホームステイの問題は数限りなく目撃しましたし、実際に介入したことも多々あります。

 

その中で思うことは「日本から来る若者は、高校生でも大学生でも、社会人でも、幼すぎる。」です。

自分の事で精一杯で、一緒に生活するホストへの配慮が出来ない日本の若者が多いのには歯がゆい思いです。

「日本の生徒は幼いね。 年齢から言うとカナダの同年代より少なくとも5歳以上は幼い。」とのコメントをカナダの良き大人たちから耳にするのも痛いです。

 

親元で温々好き放題、親の手伝いもしたことがない留学生がホームステイすると一体どうなると思いますか。

普段から訓練されていないことはすぐにバレてしまいます。

皿洗いも「要するにそこにあるものだけ洗えばいい」という行動ではすぐにボロが出ます。

皿洗いとは何のためにするのかが完全に抜け落ちていますね。

 

おそらく普通のホスト宅では、朝の忙しい時間に台所に汚いお皿が残っていたり、台所が片付いていないと困るのでしょうね。

家族のそれぞれが家事を分担し、その家事を何のためにやっているのかの目的もよく理解して動いていたなら、今回の相談のようなことにはならなかったと思います。

 

推測ですが、今回のことだけでホストがそこまで気分を害することはないのではと考えます。

多分、普段からホストへの配慮に欠ける生活態度であったのかもと思います。

そこに、この件が起こったのでホストが”Enough is enough!”とキレてしまったのかも知れないです。

「5回も言われた記憶はないです」と言い訳していること自体、家庭に迎え入れてくれているホストへのリスペクト欠如を感じます。

 

クラブ活動への送り迎えはホストファミリーの義務ではありません。

ホスト側の善意としてやってくれていたことです。

それについても、毎回礼儀正しくお礼を繰り返していたのかなと心配です。

「もうあなたの送り迎えは出来ません」と明確に言われていることから、そんな疑念も出てきます。

 

とても残念なことですが、親でも何でもない他人の家に住み、そのルールを「無視した」事実は大きいですね。

関係を完全に修復することはおそらく不可能だと思います。

これがホームステイの厳しい現状です。

 

留学を計画しているみなさん、まずは甘えを捨て、自分の事は自分ですべて出来るようになり、親にも感謝の気持ちを忘れず日頃から家事の手伝いを積極的にやり、一緒に生活するみんなへのリスペクトを持てるように。

「ありがとう」を毎日何度も家族に言えるようになってから、留学ホームステイは視野に入れることを強くお勧めします。

 

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