大澤 眞知子(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)- コラム「留学してますが、英語が全く上達しないし友達も出来ません。」 - 専門家プロファイル

大澤 眞知子
カナダにいらっしゃい!

大澤 眞知子

オオサワ マチコ
( カナダ留学・クリティカルシンキング専門家 )
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留学してますが、英語が全く上達しないし友達も出来ません。

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留学 大学・高校正規留学 2018-11-23 08:13

留学の悩み上位3つに必ず入ってくる「現地の友達が出来ない!」。
日本人留学生には大きな勘違いがあるようです。
クリティカル・シンキングの国を理解することから「友達作り」は始まります。 

【質問】 

アメリカの高校に通い始めて3ヶ月めですが、英語が全く上達様子がないし、本当にアメリカ人友達ができるようになるか不安です。 自分が英語を使って周りの人とコミュニケーションをとれてるような姿がまっっっったく想像できません。 

月曜日から金曜日に現地校、土曜日に日本人学校に通っています。周りの日本人の子はほとんどがペラペラで、アメリカにきて一年めの子もばりばり英語を使ってインスタとかしてるし、友達と遊びに行ったりしててまじですげぇな思います。一年でそんなにできんの?!みたいに驚かされてます。本当に僕も一年で友達ができて遊びにいけるような関係を築くことができるのでしょうか。 

どうすれば英語が話せるようになるでしょう?毎日するべき勉強法などありますか?また、中学英語を完璧にすれば日常会話程度なら問題ないとよく聞きますがあれは本当ですか?

とりあえず僕が質問したいことは英語を話せるにはどうすればいいかってことです!!!! 

【回答】 

留学し、3ヶ月経とうが、1年経とうが、また数年経って英語能力が上がる生徒にはみな同じ特徴があります。

英語圏のクリティカル・シンキングが必要な学校での勉強に、必死でついていく努力をしていることです。


1994年以来、カナダにやって来る日本の留学生の支援を行っています。 カナダ在住です。

たくさんの日本人留学生を見てきた経験から言えることは、現地の友達を作れる生徒はみんな学業成績も優秀だということですね。


「英語を話すということ」は、ただ単に日本の中学レベルの単語を並べているわけではありません。

とりあえず文法問題集に載っているようなことを声に出しているわけでもありません。

「話す内容」があり「その内容を論理的・具体的に発信」する、これが「英語を話すということ」です。


特に、クリティカル・シンキングが生まれた時から周りに存在するアメリカ・カナダでは、3才児でも思考過程が日本の子供とは異なります。

そして、年齢が上がり、教育レベルが上がるにつれクリティカルシンキング思考過程が更に発達していきます。


クリティカルシンキング。

「常に興味を持って周りを観察し」「なぜの問いかけをし、自分で答えを探す」思考過程です。

高校生年齢になれば、「答えを探す過程」が論理的・客観的・科学的・批判的に進化していきます。


アメリカやカナダの高校生たちが普段友達と話すことを側で聞いていると「すごい!」と思うことが多いですよ。

どんな話題にも、論理的・客観的・科学的・批判的思考過程が使われていますからね。

その思考過程についていけたら、アメリカ現地の友達の話の中に入り、あなたの存在を認めてもらえるようになるはずです。

 

アメリカやカナダで良い成績をとるためには、クリティカル・シンキング思考法が必須ですから、最初に述べた「留学し成績優秀な日本人留学生は現地の友達を作れる」に至るわけです。

従って、今回のご質問への最初のお答えは:「学校の勉強を必死で頑張ること」です。


ただ、残念ながら、クリティカル・シンキングは日本の受験勉強のように丸暗記出来るものでもありませんし、一夜漬けで身につくものでもありません。

特に、今までクリティカル・シンキングとは無縁の日本式教育を受けて来た日本の高校生には至難の挑戦です。


そんな日本人留学生の奮闘を助けてきたのは「英語エッセイの書き方」を基本から学ぶことでした。

アメリカ・カナダなら、小学生・中学生が日々学校で訓練される「英語エッセイ」の基本を訓練すること。

クリティカル・シンキングがきっしり詰まっている「英語エッセイ」の基本を習得する頃には、アメリカ・カナダのGrade10レベルのエッセイが書けるようになります。

アメリカ・カナダのGrade10レベルの成績の良い子達と話が出来るレベルになれるということです。 

つまり、今回のご質問への2番めのお答えは:「英語エッセイの書き方特訓をすること」です。


長年の活動を経て、あなたのように困っている留学生を助けるために「クリティカル・シンキング」レッスン、「英語エッセイの書き方」オンラインプログラムをカナダから開講しています。

悶々としているより、前向きに進んでみようと思われたら、ぜひ挑戦していただきたいですね。


留学に関してのコラムも多数発表していますので、ぜひ読んで見て下さい。

今まで見えなかった「留学」の輪郭がはっきりしてくると思いますよ。


Good Luck!


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