堀江 健一(恋愛恐怖症・心の問題カウンセラー)- コラム「鬼滅の刃19 呼吸法編8 呼吸法の基本」 - 専門家プロファイル

堀江 健一
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( 東京都 / 恋愛恐怖症・心の問題カウンセラー )
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鬼滅の刃19 呼吸法編8 呼吸法の基本

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恋愛心理 自己受容 2023-01-31 11:16

 

基本的な深呼吸法

 

 

今回からは実際の呼吸法について具体的にご紹介していきたいと思います。

まずは基本形から。

 

 

●ヨガの深呼吸

 

さてヨガで推奨されている基本的な深呼吸法は
・4秒かけてお腹を膨らますように息を吸う。

・4秒間、息を止める

・8秒かけてお腹を引っ込めるようにして息を吐ききる。

・4秒間息を止める。

・これを繰り返す。

時間的にも精神的にも余裕がないとなかなか出来ないかも知れません。

何しろ忙しかったり、やらなければならない事に焦りを感じていたりすると
余裕無い状態になりがちです。

その焦る気持ちを切り替えて、息苦しさや緊張を感じたら深呼吸してみましょう!

 

 

●深呼吸の生理学的効果

 

息を吐く時にお腹を引っ込める時に、肺の下にある横隔膜と言う膜が上に持ち上げられます。
この横隔膜の上下運動が自律神経の交感神経から副交感神経を優位になるスイッチの役目を果たし、副交感神経優位となりリラックス状態になります。


自律神経は、何かをして意図的に切り替える方法はヨガの達人でもなければほとんど無いのですが、この横隔膜の上下運動は誰にでも出来る唯一の方法と言われています。


注意点としては

・なるべく姿勢を良く座って行って下さい。

特に首など前かがみですと負担がかかり十分副交感神経が優位になりません。
血圧が高い方など、血圧測定の前に行うだけで数値が下がるので、血圧を測りながら深呼吸すると実感としてリラックスしているのがわかりやすいです。
こうした数値で実感しながら行うことをフィードバック法と言います。
ちなみに首を前かがみにすると、それだけで血圧が上昇してしまったりするので、試しにやってみてみてください。


・出来れば深呼吸中はなるべく余計なことは考えず、呼吸だけに集中してみましょう。

 

・もちろん体の力もなるべく抜いて。
普段緊張が強い方ですと、力を抜いているつもりでも力が入ってしまっていることがあります。
そのような方は、一旦肩を上へ力を入れて上げ3秒くらいそのままにし、3秒待ってから一気にダラ~ンと力を抜いて下に下げるようにします。
それを4回くらい繰り返しますと、力が抜けやすくなります。




この合間に「一旦息を止める」と言うのが結構ミソみたいです。

 

●一旦停止呼吸法

 

意図的に普段と違う不自然な呼吸を行うので、以下の方は行わないようご注意ください。

 

下腹部の内臓疾患をお持ちの方高血圧や心疾患(心臓の持病)また脳卒中の既往がある方緑内障など眼圧の異常を持っている方重度の椎間板ヘルニアがある方てんかんの既往がある方妊娠中あるいは生理中の女性、食事の直後も避けてください。
 ◆潜水して行う場合

次に一旦できる限り呼吸を止めてしまう呼吸法をお伝えしてみましょう。
身体が緊張してこわばっている状況から、気がかりなことに向いてしまった意識を「止める呼吸」に集中させ、方向転換させほぐす効果があるそうです。


発明家で有名なドクター中松先生は、自宅のプールに潜水し、呼吸を長時間止めることで集中力を上げ、発明のヒントを得ていたそうです。
頭がクリアになるともおっしゃっていました。


潜水したことがある方ならお分かりと思いますが、水中ですから無音状態となります。
視覚的にもプールではプールの底しか見えませんから刺激が無く、ほとんど視覚遮断されたような状態です。
味覚も感じません。呼吸しないのですから当然臭覚も感じません。
触感も何か触っているのでなければ遮断されています。


こうした五感が限りなく遮断された状態ではすべての感覚を感じない分、脳への刺激がないのでそれだけ集中します。
特に意識して考え事をしない限り「無」の状態と言えるでしょう。
仕事や体を動かしている時、意外と頭では限りなく何も考えていないものです。そういう状態を集中していると考えます。


そんな状態を色んな言葉で表現されます。

「フロー状態」であるとか「変性意識状態」とか「催眠状態」と呼ばれています。
要は禅寺で行われる「禅」修行のようなイメージでしょうか。

 

◆変性意識状態

ちなみに感覚遮断に関しては、初期では中国軍によるアメリカ兵への共産主義思想への洗脳教育に端を発し、そうした思想を操る効果があるのではないかと期待され、

人工的に感覚遮断を行う研究が昔からされてきました。


後々まっ暗なカプセルの中に体温と同じくらいの塩水を入れ、浮いた状態で過ごす「アイソレーション・タンク」と呼ばれる装置が開発されています。

「アルタードステイツ(変性意識状態)」という昔の映画では、このタンクの研究をしているうちに意識が普段と変性し、

細胞までがその影響で先祖返りしてしまい、

最後は中に入って自分で研究していた主人公が原始人になってしまうというお話でした。


今こうして書くと「おバカSF映画」みたいですが、意識が身体にまで影響を及ぼし変化すると言う可能性を示唆した真面目なストーリーです。


残念ながら医学的な効果はあまり成果として得られていないようです。


多くの研究を平均して、約40%が幽体離脱体験など様々な幻覚を体験し、これは後に病理的な幻覚とは全く異なり、健康な反応であるとわかりました。


ネットなどで検索してみると、なるべく刺激のない部屋で横たわり、薄らぼんやりとしか前が見えない目隠しなどしていると、人工的に幻覚がみられる方法など紹介されています。

その後は心理療法への研究が行われているそうです。

まず、大切になるのが、

絶対に我慢して息を止めないことです。


この呼吸法の目的は、息を我慢して止めることではなくて、

脳と全身の筋肉の酸素消費をできるだけ抑えて、

息を長く止めるテクニックが求められる事となります。

 

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