堀江 健一(恋愛恐怖症・心の問題カウンセラー)- コラム「本能寺ホテル3 素敵な相手と付き合えている、そんな自分が好き?」 - 専門家プロファイル

堀江 健一
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( 東京都 / 恋愛恐怖症・心の問題カウンセラー )
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本能寺ホテル3 素敵な相手と付き合えている、そんな自分が好き?

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恋愛心理 自己受容 2017-05-26 13:35

恋愛において、色々な面で自分の欲求を持つことが大切だと言う様な話を書いています。


大多数の人は、なかなか相手が自分のことを好きになってくれても、だからと言って自分も相手を好きになれるものでもないかと思います。


特定の人を好きになる事自体、

この人を好きなったら安定して暮らせるとか、得があるというような理性ではなく、

本能のような、無意識的なものなのだと思います。

割り切って「物理的に結婚の条件に適合したから」と言う理由だけで結婚を前提にお付き合いする決断が出来る人は、かなり理性が強い人なのでしょう。


ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」では、結婚生活や家事などを「仕事」として捉えて、経済的に2人が一緒に住む事が損か得かを考えて、就職先として契約結婚し家庭に入ると言う設定です。
そうした割り切りで「結婚」を考えるなら、パートナーへの恋愛感情としての愛情は無くても、雇用条件を守る良い雇用主かどうかで、お互いを尊重できる関係であれば、結婚し、生活を続ける事は可能かも知れませんね。
むしろ結婚してからは愛とかよりも日常の生活を共にする上での役割分担的な仕事のような面が重要になってくる事の方が多い様にも思われます。
恋愛感情よりも、お互いを尊重し合うような愛の方が重要となる事でしょう

しかし、このドラマでも、最初は感情抜きの契約として結婚したのに、中盤から契約にはない「ハグ」とか「恋人として付き合ってみる努力」などの、事務的なだけではない感情的なコミュニケーションが必要になり、結局はお互い雇用主と従業員としてではない、男女の恋愛感情を求め、恋愛関係が基礎にある結婚生活を再構築して行く事になります。



恋愛感情ではなく、割り切って「物理的に結婚の条件に適合するか、しないか」で、結婚相手を探すことが合理的であると主張する人の意見を1回目でも書きました


しかし、そうした理性的なその条件と言う物を考えて見た時に、

恋愛感情を感じがちな相手の条件として、
世間的に見栄えが良い
(経済力がある、容姿が素敵だから、服装のセンスが良いから、カッコ良い趣味があるから)などの、一般的な表面の部分の判断基準とは別に考えましょう!と言っているだけで、

好きにはなれなさそうな人とでも、金がある人であれば結婚を考えましょう!

と言っている訳ではないのだと思います。

 

 



そして良く言われるように、恋愛感情にも人それぞれ違いがあって
相手の事が好き
と言う場合と
素敵な相手と付き合えている、そんな自分が好き
みたいな場合があるようです。

 



あるいは、自分の基準ではなく、世間的に「付き合うならこんな男性がベスト!」と言われているようなマスコミ的基準に合う男性を選ぼうとしてしまっているかも知れません。
しかし、そう自覚できている人は少ないように思います。
無意識的な判断基準なのです。

表面的な部分にばかり惹かれる基準がある人は、

 

自己愛が源にあるか、

 

自分には実は基準など無いか

 

のどちらかではないでしょうか?

 

婚活の場で結婚相手を探す場合を考えるなら、そんな自分が好きと思えるような自己愛だけで選ぼうとしていると、
婚活は上手く行かないですよ、
そんなあなたの欲求を満足させてくれるような、

世間の人をうらやましがらせるだけのすべての条件を備えたような相手は、

なかなか婚活の場では会えませんよ、
と言うことが肝なのではないかと思います。

実際にも、お金があって、容姿も端麗で、社交的な人と結婚したって、ダメになる時はダメになるものです。

 



でも結婚してから、段々その人の事を知るにつれ、相手の人柄も好きになれたりすることあるでしょう。
友達としか思えなかった人から告白されて、異性として見て無かったから、付き合うのは迷ったけれど、付き合ってみたら居心地が言いし、楽だし、緊張したりもしないし、OKだった、と言う話も耳にする事もあります。

 



どんな人を選んで、お付き合いするのか?
物事を判断する時、合理的な要素を考えてどうするか決める材料にすることも必要でしょうが、
重要な判断こそ、
理屈での理性よりも

「一緒にいたいか」「いたくたくないか」と言う本能や、感情、欲求が要となるものではないかと、私は思います。

 

それには相手がどんな人なのか、ある程度会ってみて、知る必要があるでしょう。
 

お見合い話が来たけれど、写真見たら「ハゲ」てるから、それだけの理由で断ってしまったら、ご縁も何もあったもんじゃないと言うことです。

 

非正規雇用者の率が4割の現代で、相手が正規社員ではないと言う理由だけで結婚相手の対象から除外してしまっては、門が極端に狭くなってしまうのではないでしょうか?



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