藤森 哲也(不動産コンサルタント)- コラム「いくらまで借入できるの?(フラット35編)」 - 専門家プロファイル

藤森 哲也
将来必要なお金を把握せずに、家を買うのって怖くないですか?

藤森 哲也

フジモリ テツヤ
( 不動産コンサルタント )
株式会社アドキャスト 代表取締役
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いくらまで借入できるの?(フラット35編)

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不動産購入の基礎知識 無理のない資金計画 2010-12-26 10:22

フラット35の借入可能額の計算は銀行ローンのように複雑ではなく、非常にシンプルです。

考え方は銀行ローンと同じですが、計算金利(審査金利) は申込月の金利が適用され、
返済負担率は30%~35%以内で設定されています。

年収ごとの返済負担率は以下のとおりです。

・税込年収が400万円未満の場合、返済負担率は30%以下

・税込年収が400万円以上の場合、返済負担率は35%以下


<計算例>

税込年収500万円、オートローンの返済額が年間60万円、
申込手続きを行った時のフラット35の金利が2.5%の場合

税込年収500万円×35%=175万円(フラット35が考える1年間の返済可能額)

175万円-オートローン60万円=115万円(フラット35が考える1年間の住宅ローン返済可能額)

115万円÷12ヶ月=95,833円(フラット35が考える1ヶ月の住宅ローン返済可能額)
※95,833円÷35,750円(35年返済、審査金利2.5%の係数)×1000=2680万円

つまり、2680万円が借入可能額となります。


フラット35の場合、審査金利が低くなるため、銀行ローンより多く借入できることが特徴です。
(ただし、物件について一定の基準を満たす必要があります。)

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