対象:住宅設計・構造
只今設計士との契約で新居建築中なのですが、設計ミスがわかりました。
当初設計時点での打ち合わせでは対面キッチンで背面収納を置く予定でキッチンから収納までの動線幅を800は取りたいと言う事で設計をお願いしていました。
ですが棟上が終わって大工さんからのお話で今の寸法では背面収納の奥行きが300くらいのものしか置けないのではないか?との指摘をいただき図面を確認してみると背面収納を置かない状態でキッチンから壁までの幅が1100しか無いのです。
これは設計ミスではないかと設計士に問い合わせたところ相手もミスを認めて謝罪しました。そこで対処法として提案されたのがキッチンの設置位置をずらして動線確保するという事でした。でもキッチンの前には小上がり畳スペースでそこに堀ごたつを置いてダイニングスペースにする予定でその枠組みが出来上がっている状態なので一部取り壊さなければなりません。
またキッチンをずらすことにより配管が梁にあたるらしく梁を欠く事になりそうな事、畳のダイニングスペースが狭くなってしまうことがありあまり納得できません。
幸いキッチンの斜め奥にパントリーとして1.4畳ほどのスペースがあるのでそこに造作の棚なり家電収納を設置したりして対処する方法をこちらで提案したところそれにかかる費用を全額負担する意思はないようなのです。
こちらとしてパントリーの使用方法も変わってきてしまうしその分妥協しなくてはならないのだから負担してほしい気持ちなのですが、この場合どのように交渉したらいいでしょうか?
サボさんさん ( 神奈川県 / 女性 / 28歳 )
回答:1件
設計ミス
アネシスプランニングの寺岡と申します。宜しくお願いします。
ご質問の件ですが、希望した設計通りに現場がなっていなければ、希望通り現場を是正してもらうことです。
その手段が建替えなのか、壊してやり直しなのかは設計士とご自身の話合いの上での判断にはなるでしょう。
ミスに対して謝罪するのみではなく、そのミスを是正する方法をきちんと聞かれ、費用負担は当然ながら設計士で負担する旨を決めておくことです。
また、この間、工事は一旦止めて解決してから工事再開すべきです。
この機会に、ほかの場所も希望通りになっているかは確認しておくことをお勧めします。
私どもでサポート中の現場も、同じようなトラブルになりました。
おおごとにはしたくないものですが、施主様はお怒りでこんなものは注文していないと…
「工事中の建物の建替」になりかねませんので、よく話合いをして納得がいくようにされてはと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。
詳しい説明や個別のご相談をご希望でしたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
宜しくお願い致します。
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評価・お礼

サボさんさん
一部を取り壊す提案をされていましたがそれでも自分達の納得いく解決法ではないので悩んでいました。
建替えという事も視野に入れて話し合いの上納得いく解決をしたいと思います。
回答専門家

- 寺岡 孝
- (東京都 / お金と住まいの専門家)
- アネシスプランニング株式会社 代表取締役
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