対象:住宅検査・測量
この度、購入する建売の土地について疑問があり教えて下さい。
斜面を切り崩し、埋め戻しで(切り盛り両方です)南傾斜に擁壁5mの土地が出来ます。
中規模分譲地で十数件の土地ができる予定です。
申し込みが住んでおり、契約間近になり、切り盛りした土地は沈下しやすいと知りました。
本来ならば平地で購入した方がよいと思うのですが、南道路で駅より近く、環境も良いので購入しようと思っていました。
地盤確認の書類を先方に依頼しているのですが、その際にどの位なら地盤が問題ないかや、基礎についてのチェックポイントをお教えください。
また、個別に地盤調査をした場合に結果が契約後になってしまうと思うのです。
もし、その結果次第で不安な結果になった場合に補強もしくは契約キャンセル(手付金返却)できるのでしょうか?
まろすけさん ( 神奈川県 / 女性 / 38歳 )
回答:2件
埋め立て地
こんにちは
具体的な内容がわからないので細かなアドバイスはできませんが
埋めた土地は地盤が弱いのは確実です。
地盤補強は覚悟して、家を建てるときの予算に入れておいたほうがよいです。
地盤調査自体は家を建てる業者さんが行うと思います。
不信な点があれば調査方法を変えたり、別の専門家の判断を聞いたりすることをお薦めします。
稀なケースですが家は杭などに支えられ沈下せず、土だけ下がるケースもあるので地盤検討は慎重に行ってください。
契約のキャンセル(手付金返却)は契約時に特約として項目を追加しないと難しいです。
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擁壁での盛土と切土
擁壁を築造するには、擁壁の高さの75~80%の幅で土をとります。此処では南側擁壁より北側に4mの掘削が行われます。すなわち擁壁から4mまでは盛土であり、その後方は切土になります。俗に言う地山です。この地山の上に建築する場合は何の心配いりません。地山から盛土にかけて建物が造られる場合が非常に難しいのです。盛土でのSS試験調査は何の意味も持ちません。当方が提案できるのは、地山の所では2階建てで布基礎とし、盛土の位置では平屋の「べた基礎」とします。次が大事です。布基礎と「べた基礎」とを渾然一体となるように接合するように設計をし、施工するにも「布」も「べた」も一体となるようなコンクリート打設計画を立て慎重に実行する事です。
以上です。 2014.5.13 中舎重之
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