対象:新築工事・施工
現在、一戸建の新築を計画中の者です。
断熱材として「セルロースファイバー」を使う予定です。
遮熱性能を高めようと思い、「遮熱透湿防水シート」(タイベックシルバー)も一緒に使用しようと考えています。「壁」への施工については問題ないことが分かったのですが、「屋根」への施工という話になった際に、工務店より「使えない」と言われてしまいました。
タイベックシルバーは「通気層が必要」とのことですが、その工務店が標準で採用している屋根材(カラーベスト葺)は通常、通気層は作らない工法のようです。
一方、セルロースファイバーのカタログには「通気層の確保が標準」という記載もみられます。
ここで質問ですが、屋根にセルロースファイバーを施工する際、「通気層」は必要ないのでしょうか? 工務店は「(通気層なくても)問題ない」と言っているのですが、通気層がないと結露等の問題を起こすのではないかと不安なのですが・・・。
ちなみに、可能ならば、(外側から)「屋根材>アスファルトルーフィング>バラ板>胴縁>タイベックスシルバー>野地板>セルロースファイバー>防湿フィルム」という風な施工ができたらと考えています。
自分でもいろいろ調べてはいますが、セルロースファイバーは日本では断熱材としてまだまだマイナーな方だと実感しています。
chimtengoさん ( 福岡県 / 男性 / 38歳 )
回答:1件
横田 之宏
建築家
1
セルロースファイバーは接着性がないので
横田建設マネジメントの横田です。
まず、タイベックスに関しては垂木の下部に取り付けて垂木の断面を通気層にするのが一般的です。
また、セルロースファイバーは屋根面ではなく、天井面にするのが一般的です。ウレタンなどのように接着性がないので屋根面での施工は不向きです。
この方法で施工する場合は、軒裏の給気孔 棟の換気口 と天井裏の換気は必要です。
評価・お礼
chimtengoさん
「セルロースファイバーは屋根面ではなく、天井面にするのが一般的」とありましたが、その後、施工担当会社に確認したところ、「屋根面に施工するのが標準」との回答でした。
chimtengoさん
屋根面での施工
2009/08/09 21:31「屋根面での施工は不向き」とのことですが、デコスのHPには、以下の屋根断熱施工例が掲載されております。
mms://mmw.zaq.ne.jp/jkq/streaming/401jkkc01_open020.wmv
少なくともこの会社(デコス)においては、「天井」よりも「屋根」に施工するのが一般的のような内容になっておりますが・・・ちょっと混乱してきました。
「ウレタンなどのように接着性がない」というのは、どういうことでしょうか? お手数ですがご説明頂けると幸いです。
chimtengoさん (福岡県/38歳/男性)
(現在のポイント:-pt)
このQ&Aに類似したQ&A
表示中のコンテンツに関連する専門家サービスランキング