対象:住宅設計・構造
首都圏の110平米前後の長方形の土地に建坪35坪前後の一戸建てを建築予定です。
1Fをリビング階段にして廊下がなくなった結果トイレの入り口がLDKの中になってしまいました。
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■トイレを背にして右隣に階段・左隣に和室。右前方にリビング・左前方にダイニング。
■階段側・和室側の壁を1間分出し多少目線を隠す予定。
■トイレの扉からリビング(ソファ位置)まで実寸直線距離で1m強、ダイニングまではそれ以上。
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この場合、リビングダイニングから気になる音や臭いはどの程度のものなのでしょうか?
専門家の立場からアドバイスいただけますと幸いです。
以上、よろしくお願いいたします。
レディアさん
回答:3件
回答出ているので音に関してのみ書きます。
早速、本題です。
ロックウールの断熱材(吸音材)と遮音シートにプラスターボード12.5又は15の二重張りで、かなり抑えられます。
全く0にはできませんが効果はあります。
コスト的にもそんなに負担増ではありません。
参考になればうれしいです。
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森岡 篤
建築家
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緩衝エリア
レディアさんこんにちは
住宅では、廊下をなくし、リビングを・ダイニングをできるだけ広く確保するケースが多いでしょうし、私もその方が良いと思います。
従って、リビングからトイレに入るというのは、珍しいことではありません。
臭いについては、常にリビングからトイレに向かって空気が流れれば良いわけで、そのための十分な換気量があり、トイレ扉で風切り音が気にならないよう設計する必要があります。
音については、トイレの一部に(天井等)、吸音性のある仕上を使うと効果的です。
トイレの扉を開くとリビングから見えてしまうのは、精神面で気になるものですね。
(目線を隠す配慮はされているとのことですが)
リビングから直接トイレに入るのでなく、トイレのヨコに手洗いスペースを設け緩衝エリアとし、手洗いスペースからトイレに入る間取りにすると、ほとんど気にならなくなります。
これは音や臭いについても有効です。
参考にしていただけたら幸です。
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志田 茂
建築家
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LDに面したトイレ
志田茂建築設計事務所 志田です。
まず、トイレの匂いは、換気扇をつけると思いますので、しないと思います。
音は、近いところでは感じるでしょう。
一番大きく聞こえるのは、トイレットペーパーを使う音と水を流す音です。
トイレのまわりの壁にロックウール断熱材を入れると多少軽減されるかもしれません。
家の面積が大きくとれない場合、プラン上、LDのつづきにトイレを作らざるをえないのはしかたありません。
その場合、誰かがいる時にトイレに入る心理的な部分のほうが大きいと思います。
トイレのドアが、他の部分から隠れるように作れるなら、よいのではないでしょうか。
レディアさん
緩衝エリアについて
2009/07/28 16:58森岡さま
早々にありがとうございます。
アドバイスいただいた緩衝エリアについての再質問で恐縮です。
現在トールタイプの埋め込み式手洗いをトイレ内に設置しドアを階段側への片開きにする予定でおりますが
森岡さまよりアドバイスいただいた手法は、この手洗いをトイレの外(壁を出したところ)に設置したほうがより効果が望める、ということでしょうか?
たびたびの質問で恐縮ですがご教示いただけますと幸いです。
以上、よろしくお願いいたします。
レディアさん
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