対象:矯正・審美歯科
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こんにちわ。
アメリカでの生活が数年後にスタートします。
向こうでは歯並びにかなり気を使うということで矯正をしようと思うのですが、歯の大きさがバラバラです。
最も大きい歯は最も小さい歯の2倍ほどの横幅があったり(大きい前歯は1cm程度あります。矯正のQ&Aで0.1mm単位では削れると拝見しましたがちょっとそれではきかないように見えます)
同じ種類の歯でも左右で大きさがかなり違ったりという状態です。
矯正をしても大きさが不揃いなので見た目の改善は一定以上には難しいように思いますが、見た目を主眼においた要望、例えば大きい歯を削っていただいたがやはり大きく納得がいかないので抜いてください。といったような要望は可能でしょうか、美容外科の範疇になってしまいますか。
一般人の歯に対する意識が高いアメリカでは私のようなワガママな患者に対する経験値も高そうなので、いっそのこと向こうでやってしまおうかとも考えています。
不躾な質問で恐縮ですが回答いただければ幸いです。よろしくお願いします。
野田さん ( 兵庫県 / 男性 / 38歳 )
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見た目を重視した場合の矯正
こんにちは。むつみデンタルクリニックの倉田です。
歯と顎の大きさのバランスが悪い場合、元々小さな歯が生えてくることがあります。前から2番目の歯によく見られ、『矮小歯(わいしょうし)』と言います。こういった歯があると、大きさに差がでてきます。
左右の大きさの違いはかぶせ物であるか、自分の歯であるかによっても治療方針が異なります。
一度『矯正』や『審美』を専門にしている歯科医院で相談されるといいでしょう。
歯科医師が考える『理想的な形態』と、患者さんが望む『理想の形態』は往々にして異なります。一度ワックスで模型を作製してもらい、理想的な歯並びにするための治療計画を立ててもらいましょう。
千葉県松戸市 歯科 むつみデンタルクリニック
歯HOO!ブログ〜松戸市の歯医者さん〜
回答専門家
- 倉田 友宏
- (長野県 / 歯科医師)
- 倉田歯科医院 院長
長野県でインプラント治療を中心にお口の健康をサポート
虫歯・歯周病治療からインプラント、レーザー治療、メタルフリーの審美治療まで幅広い治療で患者様に多様な選択肢をご提供しています。2014年からは地元の長野県でお口の健康をサポート。健康な歯を長く使っていただくため、予防に力を入れています。
倉田 友宏が提供する商品・サービス
堀内 晃
歯科医師
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見た目を重視した場合の矯正について
はじめまして長崎の堀内と申します。
さてお問い合わせの件ですが、矯正のみ扱っている矯正医とそうでない矯正医がいますので一概んすべての矯正歯科でできるわけではないかもしれませんね。
歯のサイズ、形を云々でしっかり答えてもらえるのはやはり審美歯科の補綴医だったりします。
ただし、野田さまの場合、左右で同じ歯の大きさがかなり違うということがちょっとわからないのですが、差し歯やかぶせ歯をされているんでしょうか?もし、そうでしたら矯正治療をはじめる前にそれぞれの歯を仮歯に変えて、もとの形にある程度戻してからあるいは、ご希望とされる歯のサイズにしてからそれぞれの歯の配置や向きを矯正治療で整えることになります。
ただし、矯正治療後にもっと繊細に形をよくするということでしたら矯正治療を仮歯の状態で行い、矯正治療が終わってから最終的な本歯に変えるという方法があります。
こういった差し歯の形などをセンスよくしっかり治療されるのでしたら矯正医と補綴医が共同で治療にあたるということになりますね。
ただし、私のところのような田舎では、矯正と補綴を一人の歯科医師が担当するということになりますが、、、
野田さまのお住まいの地域でもそういった審美歯科を主に行っているような歯科では矯正と補綴そして歯ぐきの形まで治療してくれるような歯科があると思われますが、探して見られてはいかがでしょうか。
私の病院でも以前アメリカのロサンゼルスにお住まいの日本人の方が来院されてアメリカでの治療のことを話されていましたが、日本では歯科医ががんばって残しましょうというような歯でもアメリカでは抜歯を進められたりとちょっと基準が厳しいということを話されたり、こちらの希望を英語で伝える際にニュアンスが伝わりにくく思ったような形にならなかったということはお話されていましたね。
ご参考になりましたでしょうか?
福島 一隆
歯科医師
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見た目を重視した矯正について
野田様、はじめまして。葛西駅前歯科の福島一隆です。
他の分野の治療も含め、矯正治療も治療のゴールは一つではなく、複数のゴールが考えられます。
そこで、大切なことは治療を実際に行う前に、診断用ワックスアップという「3次元的に治療後のお口の状態を模型上で再現したもの」を作製することが大切です。例えば、歯を削らなかった時の矯正後の状態と、削ってセラミックの歯を入れたときの状態をあらかじめ比べながら確認しておくと、いろいろな面で役に立つと思います。
審美的な点では、おおなかに基準は存在しますが、人によってそれぞれ基準にばらつきがありますので、治療前にご納得がいくところまで担当の先生とご相談なさるといいと思います。
金田 竜典
歯科医師
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質問にお答えします。
こんにちは 野田さん。歯科医師の金田竜典です。
質問にお答えします。
野田さんの仰られていることからすると、野田さんはおそらく叢生(歯並びがガタガタしている状態)ではないのかなと推察されます。
歯の大きさというものは個人差があり、男女の間でも異なるものですが、今までにかぶせものの治療をされたことがないのであれば左右の歯の大きさがほぼ同じくらいの大きさであることが多いです。
しかし、対称的でない場合もあり、その場合はどちらかの歯に矮小歯(歯の大きさが生れつき小さい歯)、補綴物(かぶせもの)があるのか、また歯が捻転(回転)したり、転位(前後的に歯がズレてはえること)することで左右の歯が非対称に見えることもあります。
もし、野田さんに骨格的問題がなければ、抜歯して矯正治療を行う可能性が高く、補綴物が多く存在する場合は左右上下の歯の大きさのバランスをとるために補綴物をやりかえることもあり得ます。
もちろんご希望に応じてセットアップモデル(治療前に野田さんの歯の模型を使って治療後の状態を予測した模型)を作成し、野田さんのご希望に沿った仕上がりを目指すことも可能です。
野田さんの仰られる通り、アメリカでは矯正治療を受けていることが一種のステータスシンボルになっているため、日本よりも患者様の歯並びに対する意識は高いです。しかし、アメリカは移民の国でもあるため多くの人種が存在し、矯正治療もまた、人種によって骨格が異なるため治療方針が異なります。もし、アメリカでやられる場合はアジア人の矯正治療に慣れた矯正歯科医の治療を受けられることを強くお勧めします。どちらでやられるにしても、一度、日本の矯正専門の先生のところで相談と検査をして野田さんの症状と治療方針をまず確認されるのよいかと思います。
(現在のポイント:-pt)
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