通院も続け、薬も漢方を含め飲み続けていますが、全くなおる様子がありません。鬱病と付合いながら、何とかうまく社会生活を送りたいのですが、公務員のような職場でない限り、「鬱病」等と言おうものならクビにされるだけなので、隠し隠し仕事をしていても、やはり欠勤が多くなってしまう為、最終的には居辛くなって辞めるしかなくなってしまう・・・そんな繰り返しです。鬱期が始まると、前の晩までは元気だったのが、朝になると急に鬱になってしまい、着替えて出かける準備までできていても出かけられなくなり、次の日もそのまた次の日もと酷い時は1週間近く休んでしまいます。また、真面目な正確なため、職場でも「適当」という余裕が無く、極端に頑張ってしまう面もあります。理不尽な事があると、流す余裕が無く、大きな精神的ダメージになってしまいます。結果、疲れ果ててしまいます。職場では周りの人には低姿勢で感じよく接するのが当然だと思い、そうしているのですが、それでとても可愛がってくれる上司がたくさんいる中、それを嫉妬した上司にとんでもないイジメに合った事もありました。なので会社での人との関わり方もわからなくなりました。このままでは食べて行く事もままならなくなってしまいます。今通院している精神科では、私が以前薬の大量服用の経験がある事を知っていて、あまりキツイ薬を出したくないような感じです。逆にこのままでは追い詰められて、また大量服用してしまいそうです。朝だけハイテンションになれるような薬はあるのでしょうか?また、そういった相談のできる病院はどうやって探せば良いのでしょうか?よろしくお願いします。
たあさん ( 愛知県 / 女性 / 44歳 )
回答:2件
性格と態度は自信持ってよし・自分の時間と領域確保を
朝を中心に抑うつ気分が出現し、その繰り返しのために欠勤の連続につながっている状況ですが、まじめで頑張りすぎる性格や低姿勢を貫く態度が裏目に出ている様子です。その結果、午後は元気でも夜から朝にかけては疲れ果ててしまい、休まざるを得ない事態に陥っています。
ご本人は朝の不調で欠勤を繰り返す現実から「ダメだ」とお感じかもしれませんが、まじめに仕事に取り組む姿や、人に対して姿勢が低いというのは、一面ではたいへんな長所になります。その表現の仕方さえ工夫すれば素晴らしい特質になりますので、自信をもってよいと思います。
実際にかわいがってくれる上司がたくさんいるというのは、人との関わり方が本質的には間違っていない証拠です。一部の上司から嫉妬されイジメに遭うのは、人に好かれる副作用みたいなものですので、あまり気にしないのが一番です。
とはいえまじめに頑張りすぎると、心身ともに疲労が蓄積し、うつ状態や長期欠勤につながってしまいますので、やはり工夫が必要です。まずは自分の時間や領域を確保し、最低限維持することを決めてはいかがでしょうか。
具体的には、職場での休憩時間や自宅での余暇の時間を確保し、自分だけのために使います。この間は、仕事や家庭の事は考えないようにします。読書やスポーツ、瞑想、ドライブ、料理、音楽など、何でも好きなことをして楽しみます。
仕事に於いては、自分一人で抱え込んでしまわず、常に人に相談しながらやる方が得策です。もし人から頼まれて断りきれないというのなら、自分の仕事の範囲を決め、それ以上は引き受けないというルールを職場内で作るとよいでしょう。
治療方針に関してですが、強い抗うつ剤を飲んでも本質的な解決にはなりません。意外と関係あるのが生活習慣です。特に栄養バランスの乱れや低体温は、うつ病の発症や増悪につながる重要な因子です。先ずは食生活や日頃の体温をチェックすることをお勧めします。
回答専門家
- 吉野 真人
- (東京都 / 医師)
あなたの自然治癒力を引き出し心身の健康づくりをサポートします
病気を治したり予防するにあたり、いちばん大切なのは、ご本人の自然治癒力です。メンタルヘルスを軸に、食生活の改善、体温の維持・細胞活性化などのアプローチを複合的に組み合わせて自然治癒力を向上させ、心と身体の両方の健康状態を回復へと導きます。
長江 信和
心理カウンセラー
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【生活の改善を】
10年間も、うつ病とつきあいながら、社会生活を送っていらっしゃるとのこと。ご自分でも、さまざまな工夫をしながら、ここまでやってこられたのでしょう。服薬、生活習慣、対人関係、症状への対処・・・こうしたものには、ご自分なりのクセがあるはずです。お仕事に就かれる一方で、大量服薬や職場関係の問題を抱えることがある、ということですので、うまくいくこともあれば、そうでないこともあるようですね。これまでカウンセリングを受けられたことはありますでしょうか?ご自分のクセを言語化しながら、効果的なクセを強化し、不適切なクセを改善させることが、今後の生活にも役立つのではないかと思います。最近では、認知行動療法(認知療法)や対人関係療法が普及し始めています。現在の薬物療法との併用も可能ですので、どうぞ主治医に相談なさって下さい。
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