居住用不動産の探し方

けいこみ さま

はじめまして、不動産コンサルティング会社、アドキャストの藤森と申します。
ご質問いただきました件ですが、

「未公開物件」と聞くと、希少性が高くてとても良い物件なのではと思われる方が非常に多いですが、いわゆる「未公開物件」とは、公開できる条件が整っていない物件と捉えてください。

ホームページや住宅情報誌に物件を掲載する場合には、掲載基準というものが決められています。

新築物件で建築確認許可がおりていなかったり、そもそも土地の引き渡しが完了してなかったりして、掲載基準を満たせていないものです。

売主としましては、なるべく早く購入希望者を見つけたいので、懇意にしている仲介会社に先に「未公開物件」として情報を流して紹介してもらっているのです。

確かに、価格的にも、物件的にも魅力的なものでしたら、そのような未公開の状態でも買い手はつくでしょうし、一般に出回っていないということで希少性はあるかもしれませんが、

未公開物件 = お買い得

というわけではありません。

インターネットにも良い物件はたくさん掲載されていますし、良いか悪いかを判断するのは、けいこみさんの価値観になりますので、

もし、先行して物件情報などを知りたいということでしたら、わざわざ不動産会社を尋ねていく必要もなく、きちんとご自身の希望情報や連絡先を教えればメールや電話でも情報を提供してもらえます。

ただし、複数の不動産会社に問い合わせをすると、営業の電話がたくさんかかってきますのでご注意ください。


以上、ご参考になりましたでしょうか
アドキャスト 藤森哲也

不動産業者が利用する物件の情報源は、
レインズ(指定流通機構のネットワーク)と
アットホーム(民間のネットワーク)からの
ものがほとんどです。

したがって、基本的に不動産業者は
同じ物件情報を持っていると思ってください。

いろいろな業者に問合わせをしても
よく同じ物件が出てくるのは、情報源が
同じだからです。

なかには、自社で保有している物件を
上記のネットワークに載せずに、
「未公開」、「非公開」と言った言葉で
集客をしている場合があります。
しかし、売れなければしょうがないので、
最終的には、上記のネットワークに載せて
客付けを待っているのが実情です。

「未公開」、「非公開」の物件が、
掘り出し物であるとは別の話になります。


現在の居住している地域と物件を探している地域が
離れている場合は、物件を探している地域の
不動産業者数社に声をかけて、物件を探して
もらうしかないと思います。

そのときのポイントとしては、
複数の業者に同じ物件条件を提示してみて、
持ってきた物件のセンスが一番
いい業者を選んでください。

最初に述べたように、同じ情報源から物件を
抽出して、お客様に合うと思われる
物件を持ってきています。

探している人と営業担当のセンスが
近いことが良い物件にめぐり合える
第一条件だと思います。

遠くでのお住まい探しの第一歩は、
信用できる不動産業者を見つけ出して、
そこの業者になるべく熱心に動いてもらうことです。


ちなみに、一般の方が見ることのできる
ネットに掲載されている物件に関してですが、
玉石混交で、掘り出し物に近いものもあれば、
既に成約して削除していないだけのものもあります。

また、掘り出し物を探す場合には、
そのエリアに精通していないと、
それが掘り出し物か、そうでないのかすら
判断が付かないかと思います。

やはり、信用できる業者を探すのが
良い不動産を見つける第一歩だと思います。

けいこみ様

はじめまして、株式会社クレドの鈴木と申します。
ご質問に回答させて頂きますので宜しくお願いします。

私はインターネットの情報だけで問題無いと思います。
他社に行かれないようにする営業トークではないでしょうか。

地元業者がネット公開せずに自社のお客様のみに紹介するケースありますが
それがイコール「掘り出し物」というわけでもありませんからね。


この回答が けいこみ様のお役になれば幸いです。


株式会社クレド 鈴木 宏


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